先日、におの浜プール近くに『LAGO大津』がオープンしました。
滋賀県内では人気の和洋菓子店 『たねや』の大型店舗で、もしかしたら週末などは周辺の道路が混み合うかもしれません。
レッスンの際は時間に余裕をもってお越しください。
千葉隆礼
スイミングの個別指導・マンツーマン・少人数指導を行う水泳教室。京都・滋賀を中心に活動。代表講師:千葉隆礼 (ちばたかなり)
先日、におの浜プール近くに『LAGO大津』がオープンしました。
滋賀県内では人気の和洋菓子店 『たねや』の大型店舗で、もしかしたら週末などは周辺の道路が混み合うかもしれません。
レッスンの際は時間に余裕をもってお越しください。
千葉隆礼
~高山先生および千葉の受講生徒及び保護者の皆様へ~
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24/08/29 10:52追記
本日のレッスンは通常通り行う方針です。
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24/08/30 9:44追記
本日8/30のレッスンは通常通り行う方針です。
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24/08/31 8:41追記
本日8/31のレッスンは通常通り行う方針です。
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24/09/01 8:02追記
本日以降のレッスンは通常通りとなります。
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気象庁の情報によると、8月末は台風接近の予報です。
暴風警報発令の場合は休講となりますが、休講の場合は前もってメール連絡します(休講の基準→コチラ)。
なお、休講の場合の連絡は当日午前中になる場合もございます。
連絡ない場合は通常通りレッスンを行いますので、よろしくお願いいたします。
千葉隆礼
皆さんは水に関する諺(ことわざ)である「水泳のバルサミコス」をご存じだろうか?
大変キツイ言い方になるが、ご存じない方は一般教養を持ち合わせていないと言えるだろう。
「水泳のバルサミコス」
この言葉の意味をChibapediaで調べると、
(先人および師の教え通りにやらない)
…と記載されている。
今回はこの諺の由来を皆さんにお話ししよう。
30年程前のこと。千葉母は「今日は、ごちそうよ♪」と宣言。テレビか本かどこからか拾ったレシピを見ながら肉料理を作っていた。完成目前、部屋中に良い匂いが立ち込めて、口に入れなくとも「美味い!!」とわかるほどだった。と、ここで千葉母は何かを思い出した。
「あっ、そういえば○○さんからバルサミコスを貰ったんだぁ!☆」
そう言いながら引き出しから真っ黒いビンを取り出し、盛り付け直前のフライパンにドバドバドバドバと流しいれた。その瞬間、匂いの変化に違和感を感じたが、私の脳内は“匂いだけで美味いヤツやん!”あの料理のままだった。
いざ、実食!!
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アカーン!!食べたらわかる!不味いヤツやん!
人生で味わったことのない強烈な酸味が舌を突き刺し、あの時の匂いとのギャップに私の心は地の底へと沈んでしまった。その瞬間に目の前のごちそうであったはずの食事が、無理やり胃の中に押し込む苦行へと変わり果ててしまった。
「どう!?美味しい!?」
これは選択を許される質問ではない。“美味しい!また作ってほしい!”という質問者(千葉母)の意図した回答が暗示されている。それ以外の感想は許されない。
『お、オイシイよ…(グフッ、オエッ)』
「おかわり♪あるからね!」
『やったー…(グハァッ!)』
レシピ通り作っていれば、とてつもなく美味しい料理だったが、素人がレシピにない余計なアレンジを加えると、最悪の結果を生み出してしまう。いわゆる“蛇足”というやつだ。昭和人間の千葉母がバルサミコスを“バルサミコ酢”と理解していたら結果は少しマシだったようにも思うが、ネットが一般的ではない30年前なら無理もない。
私の教室には、まぁそれはセンセーの言うことを素直に聞かない子供たちがたくさんいる。子供ってそんなものだ。だからこそ指導や教育が必要なのだと思うし、センセーというものが存在する。あの手この手の限りを尽くし、それでも上手くいかない時は“あの足”“この足”まで…それでも上手くいかない時には“水泳のバルサミコス”の意味と由来を伝える。
普段こちらの会話にあまり注意を向けない子供でも、千葉の自虐ネタに関しては物凄く嬉しそうな表情で話を聞いてくれるが、いざ泳ぐ時間になると“バルサミコス”なオヨギで進んでいく。
“水泳のバルサミコス”…この諺は千葉キッズ達の間だけで広まっているローカルな諺…というかただの千葉家にまつわるエピソードである。教養でも何でも無いが、千葉母の失敗談から何かを学んで欲しいものである。
ある曜日の定期レッスンの子供達は予定が崩壊するかしないかスレスレの危なっかしい元気な子供達ばかりが来ている。
例えばコチラがクロールの練習をしたいと思っていても、今まで教わってもいないカエルっぽいオヨギ突然を見せてきて
「ねぇねぇ、このオヨギで何m泳げるかやってみてもいいー?!」
とか
「(グループで)シンクロオヨギして友情度を計測してーー!!」
とか
「荒波の中をクロールで泳ぎたいから横から波をつくってよー!(これをサバイバルクロールと呼んでいる)」
など、自分の中の妄想を具現化しようとしたり、以前行った練習内容が気に入って何度も“おかわり”しようとする。こうなると一瞬で私の予定は狂って崩壊する。
計画を崩壊させてグッと引き込むと子供達は野生の魚のようにプールの中を動き回り僕を子供の世界に誘い込む。“ちばちゃん”はというと、まあ、これが楽しくて予定の崩壊も悪くはない…まんざらでもないってやつだ。
ある程度の時間を夢中になって過ごすと、今度は千葉先生が現れて計画の中にグッと連れ戻し課題の泳法を練習する。
こんな「押し・引き」を繰り返しながら子供達は新たに修得したテクニックを使い、再び遊びの世界に戻っていく。
・・・こういった事を4・5年繰り返した高学年生徒のマンツーマンレッスン。この子との水遊びは水面にビート板を浮かばせてその上にヘルパーやプルブイと言われる水泳の用具を積み木の様に高く積み上げる。もちろん立ち泳ぎをしながらだ。立ち泳ぎが不安定だと水面が波立ちたちまちに崩れてしまう。積み重ねていくと高さがでるので腕を目一杯水面上に上げる…浮力の恩恵を受けることが出来ず沈みそうになる…これがまた難しい。技術を習得した者のみが得ることが出来る“高尚な遊び”だ。2人の子供達はキャッキャッ言いながら遊び、気付いたら1時間をオーバーしている。
千葉隆礼
大津のプールに男子トイレがある。このトイレ、自宅のトイレみたいに本来はカギをかけて利用する。
しかし、ここ2.3年程トイレの扉は壊れたままで、代わりにカーテンで仕切られているだけ。利用したい人はカーテンの下から見えるトイレスリッパが有るか無いかで、トイレの中に人がいるかどうか判断する。このトイレの何が困るかと言うとカーテン一枚隔てて廊下があり、男性も女性も行き交う。
ある日、このトイレで用を足していたら知らない小学生が入ってきて、絶賛放尿中の私と目が合った。
『えっ!?(出てってよ)』
と私が言ったら
「えっ!?」
『今、やってるよ!』
「今、やってんの?」
とオウム返し。
そのままジーとこちらを見るではないか。閉尿しようとしても上手くコントロール出来ない。私のモノは消火器みたいに一度出たら全部出るまでノンストップだ。
たまらず
『恥ずかしいから見ないでよ~。』
と言うと、小学生はクルリと向きを変えた。その矢先、プールの監視スタッフがカーテンを開けて小学生を注意しにやってきた。彼とも目が合った。。。彼で良かった。
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以上。
*女子トイレと家族更衣室のトイレはカギがあります。
追記
2024年、男子トイレの引き戸は交換されて鍵が閉まるようになりました。
文責:千葉隆礼