~前置き~
この記事では、幼児・小学生(水慣れ~四泳法25m習得レベル)の推奨水着についてお話します。以下はあくまで推奨です。当教室の受講継続されるかどうか不明な段階での購入はおススメしません。
「推奨水着 男児」
一言で言うと学校用かそれに準じたもので充分です。スタート(けのび)の際に脱げないようにヒモで縛るタイプか、ゴムの場合は緩くなっていないか半年に一回は確認してください。最近の子供は下の画像の様にラッシュガードを装着する人が増えてきました。抵抗が増えて少し泳ぎにくくなりますが、レッスン時に着ても問題ございません。大きいサイズのラッシュガードは泳ぐ際に“はだける”のでサイズはぴったりと合っているものを選んでください。
*学校用の水着,あるいはそれに準じたタイプは生地が分厚く耐久性に優れたものが多いです。
*バタフライの段階までくればさすがにラッシュガードは無い方が泳ぎやすいです。
「推奨水着 女児」
~以下は特に幼児・小学低学年を想定~
↓画像の様に学校授業用かそれに準じたセパレートタイプを推奨します。セパレートはレッスン途中でトイレに行きたくなった際に自分で手軽に脱着できるからです(特に幼児)。上下をワンタッチ式ボタンで固定できるタイプもありますので、それが良いでしょう。大きめのサイズを着た場合、泳ぐ最中に“はだける”時があります。サイズはピッタリ合っているのが良いです。サイズが合っていないと泳いでいる最中にお腹が見えてしまいます。
*学校用の水着,あるいはそれに準じたタイプは生地が分厚く耐久性に優れたものが多いです。
*レッスン中のトイレが出来るのでしたら学校用(に準じた)ワンピースタイプでも問題ございません。
*水着の上にラッシュガード着用可能ですが、バタフライの段階までくればラッシュガードは無い方が泳ぎやすいです。
“お願い”…特に女児(幼児・低学年)はご自宅で濡れた状態でトイレを行えるか一度練習してください(お風呂の時など)。レッスン中にトイレが出来ないとソワソワして集中できない時があります。
「非推奨?の水着」
■レジャー水着…✕寄りの△
男児…半ズボンタイプのレジャーの水着は抵抗が増えて泳ぎにくく、肌と生地が引っかかり足が動かしづらくなります。特に平泳ぎの際に支障が出ます。また、ヒモをしっかりと縛っても緩くて固定できないケースもあります。
女児…ヒラヒラしたタイプのレジャー水着が多いと思いますが、かなり抵抗になります。幼児であれば潜った際にスカート部分がめくれて顔を隠す場合もあります。またレジャー用のセパレートタイプは潜った際にお腹の上の方まで“はだけて”しまいます。そうなると練習内容が制限されることもあります。
男児・女児共通…(水慣れの幼児で)「僕,私○○のキャラクター(イラスト)の水着が大好きなの☆」と言ってウキウキでプールに行くのでしたら、もはやそれが正義です。ん…でもちょっと悩みますが、それがキッカケでプールに通っていただけるならキャラクターものの水着を着せて下さい。クロールの息つぎなど動きやすい水着が必要になったら講師から相談させていただきます。
■ワンピースタイプ(女児)…○?△?(人による)
一部の学校や一昔前の学校ではワンピースタイプが主流でしたね。レッスン途中のトイレが問題無く出来るのであれば着用していただいて構いません。ただし、幼児は指先の力が弱いので学校用に準じたセパレートタイプ水着がおススメです。いずれにしても慣れていない女児はご自宅で濡れた状態でトイレが出来るか一度練習してください。
*小学高学年で、濡れていても脱着に問題無ければワンピースタイプでOKです。
*競泳選手はワンピースタイプが主流です。トイレが問題無く出来て、さらに優先事項がトイレでは無くオヨギの場合でしたらワンピースタイプが良いでしょう。最近では膝上まで生地があるワンピースタイプ水着も売っています。
■兄・姉のおさがり…○?△?(要チェック)
水着は劣化していきます。水着が薄くなって透けないか定期的にチェックしてください。ゴムが緩くなっていないか腰のヒモが問題無く使えるかチャックしてください。問題無ければ使用可能です。
「その他」
ある程度水泳を習得して、さらに継続される人の中には新たに競泳用水着を購入される方もいらっしゃいます。大会等に出場するつもりが無いのでしたら下画像のFINAマークが付いていないタイプの競泳水着、特に耐塩素タイプの練習用水着が良いでしょう(MIZUNOならEXERSUITSシリーズ)。大会用の水着は高価で耐久性に重きを置いていない場合があるので長持ちしないかもしれません…注意です。
*「FINA承認」は「WORLD AQUATICS承認」に名称が変更されたようです。 FINA承認ロゴが付いた水着も公式大会への出場が可能と聞いていますが、詳しくは店頭や水泳連盟にお問合せ下さい。
「最後に」
以上の内容はあくまでも推奨であり、最終的には購入者の判断に委ねられます。