定期グループレッスン
■最大人数:3名
(泳力・年齢により2名までの場合あり)
■対象:幼児,小学生,中学生
■開催曜日・場所:月・水・木「大津:におの浜プール」
*京都市財政難によるラクトスポーツプラザ民間売却により、京都での定期受講生募集を停止しております。
■レッスン回数:月4回,基本的に毎週同じ時間・場所で行います。
■レッスン休み:基本的に第5週目休み
*祝日休み5週目振替レッスンの場合有り。事前に連絡します。
■レッスン時間:1レッスン約50分
■担当講師:千葉
■ご兄弟さんや他の生徒さんと一緒に練習します。
■お一人での申込み希望は一度お問合せ下さい。
■レッスン料以外の必要費用:本人入場料,振込手数料,ロッカー代,駐車場代,保険料など…
■概要■
コツコツと水泳技術習得を中心とした練習をします。グチャグチャでも良いから25m泳げれば良いという方は学校やお近くのスイミングスクールにて練習されることを推奨します。
また、定期コースは「半年?1年?以上継続意思のある方」or「1つの泳法で25mを泳げるようになるまで(※)」継続することを想定したコースです。
(※)スポーツ経験のある小学高学年でしたら3か月程度でクロール25mを達成できるケースもあります。
〜受講に向いている方〜
■ラクでキレイな泳ぎを身につけさせたい
■理にかなった泳ぎを習得してもらいたい
■水泳の理屈も少しずつでも理解したい
■お子さんに「水泳=特技」と言えるレベルまで到達してもらいたい
■(運動が苦手だから)集団指導が合わない場合
■息子or娘にマニュアル的指導を受けさせたくない
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〇運動能力平均以上のお子さんの場合〇
見た目にもカッコ良く・美しく,友達から一目置かれるレベルを目指します。当教室では泳ぎのフォーム・技術に重点を置いて練習します。多くのお子さんは水泳を習い始めて1~3年でクロール・平泳ぎ・背泳ぎを習得し、3~5年頃になるとバタフライではヒジがしっかりと伸びた状態で尚且つ水面上でのリカバリー(腕を前方に戻す動作)が出来るようになります。
当教室では水泳の競技規則やオヨギの原理原則に基づいて指導しています。クロールは後頭部が水没した状態で息継ぎし、平泳ぎでは足の甲で水を打たずに足裏で水をとらえるオヨギを習得していただきます。グチャグチャな泳ぎ方や非合理的な泳ぎ方で合格認定することは出来ません。
水の扱い方の基礎を習得するとバタフライが完成するころには顔上げ平泳ぎや立ち泳ぎ,1000m遠泳を達成出来るようになります。教室の何人かは水中で泡を輪っかに変化させる「バブルリング」や「渦づくり」なども出来、水を使った遊びも覚えます。折角の習い事ですから学校のお友達が出来ない技術を習得し、「水泳が得意だ!」と胸を張れるレベルに達していただきたいと思います。週1回の努力でRARE(レア)な存在を目指しましょう。運動能力平均以上のお子様はグループレッスンを推奨します。
〇運動が大変苦手なお子さんの場合〇
まずは学校水泳授業に困らないレベルを目指します。水泳は筋力体力勝負のスポーツではなく、水と体の動きを知り、頭を使って賢く練習すれば泳げるようになります。私のアドバイスが正しく伝わっているか、またそのアドバイスを正しく動きで表現できているかなどを確認しながら指導します。水泳はそれぞれのお子さんに合った練習をすると泳げるようになります(*)。水が怖いというお子さんもいますが、自分の能力のほんの僅か一歩でも上を目指し、コツコツと習得を目指しましょう。当教室の指導方針から、なかなか思うように習得しないからといって「〇〇ちゃ~ん♪上手になりましたぁ。合格あげようね~☆」とサジを投げる事はしません。「あくまでも安定して出来る」を目指しています。運動が大変苦手なお子様でも1000m遠泳を達成したケースもございます。運動能力の程度にもよりますが、グループレッスンでも泳げるようになります。
(*)運動が大変苦手なお子様…理想的なバタフライに関しては小学生の間では習得できない場合もございます。
〇特別支援が必要なお子さんの場合〇
軽度発達・学習障害や一般公立小学校の特別学級に通うお子さんも指導経験がございます。お子さんの特性に寄り添い無理強いはあまりしませんが、少々辛いことでも我慢強く耐えることも必要だと思います。頑として聞かず嫌なもの全てを大拒絶する特性のお子さんもいますが、「〇〇ちゃんはちょっと〜しかたないね〜♪水泳が楽しめたらそれでいいよね〜☆」という安易な考えや優しさやタテマエはありません。最初に目指すのは多くのお子さんと同じく25m泳げる様になる事です。支援が必要な程度によりますが、定期マンツーマンレッスンでの受講を推奨します。
!!私(千葉)はあくまでも水泳専門の指導者であり、発達・発育障害の専門家ではありません。障害のレベルによっては水泳専門の指導者より発達・発育障害の専門指導者のもとで受講される方が良い場合もございます。
*プールによっては障がい者割引制度がございます。割引制度を利用される方は療育手帳を持参いただき受付にご提示願います。
■レッスンの様子(例)■
まず最初は水泳の呼吸法やバタ足などから練習をしますが、その際にお子さんには
「何を意識して練習するのか」
「水を捉えているか」
「水を正しく捉えた時にはどのような感覚なのか」
「掻いた時に水はどのように動いているのか」
「各泳法の特徴とはどのようなものか」
…など、練習の際の心構えも身につけていただきます。オヨギの理屈を理解し、適切な練習を行うと正しい方向へ成長します。そのような練習の心構えが身につくと、たとえ大きな壁が目の前に立ちはだかっても1つずつ乗り越えることが出来るようになります。ただ単に、ガムシャラに泳ぐ習慣が身についてしまうと、そのうち成長が頭打ちになる時期がやってきます(しんどいクロールから卒業できない,バタフライでなかなか両手が上がらない等)。このような「心構え」が成熟すると、将来的に水泳以外の難題と出くわした時に乗り越える素養となるでしょう。
レッスンでは「なんで、この動きになるのかな?」「どんなことを考えて泳いでみた?」など生徒が自ら答える時間をつくるよう心がけています。水泳は技術のスポーツですので、どういった考えのもと練習しているかが継続的なレベルアップに必要不可欠となります。「目的をもって練習する」というのを習慣づけるのは簡単ではありませんが、常日頃から頭を使って練習してもらいたいと思っています。足や腕だけで無く、脳ミソも働かせて全身運動しましょう。
教室の卒業生含めた定期レッスン生の約40%が1000m遠泳を達成しています(2020年2月現在)。このことからお分かりかと思いますが初心者のうちは「ラクに泳げる」ことを意識して練習しています。ある程度、ラクに泳げるようになればスピードを出して泳いだり4泳法以外の新しい泳法にもチャレンジします。
■習得時期・時間(例)■
小1春から習い始めたお子さんの場合、「運動神経が中程度・水に慣れている」であれば小2にはクロール25m泳げ、平泳ぎ習得に差し掛かっている頃です。小3には正しいフォームで平泳ぎが泳げ、小4の終わり頃〜小5の前半までには両腕が水面上にしっかりと上がった「カッコイイバタフライ」を習得出来るようになります。また、この頃には顔上げ平泳ぎや立泳ぎなども習得出来ているケースもあります。もちろん本人の興味関心があれば1000m遠泳も達成しているでしょう。運動神経が良く素直なお子さんですと習得時期は半年〜1年短いと思われます。反対に運動が苦手ですとさらに1年以上習得に時間がかかります。陸上運動が苦手でも体質的に浮きやすいのであれば、水泳が得意or好きになるケースもありますので、「うちの子はクラスで一番スポーツが出来ないから水泳もダメだ」と決めつける前にご興味がありましたら一度体験にお越し下さい。
*定期レッスンのみ体験レッスン可能。
■クロール習得の次は背泳ぎか?平泳ぎか?■
よく聞かれますが、基本的にクロール・平泳ぎに重点を置いて指導しております。大人になった際にどんな泳ぎをするか?ということを考えると市民プールなどでよく見かける泳ぎはクロールか平泳ぎが圧倒的に多いです。背泳は前方の確認が難しく、他者と接触しやすいという点から大人の一般スイマーの間ではあまり泳がれていないと思います。(・・・ですが、水難事故の際は背浮きが必要になりますので、最低限の背泳習得は必要だと思います。)また、80才以上になると足腰が弱り陸上での運動が困難になります。さらに首が回らなくなりクロールや平泳ぎが困難になります。その場合によく泳がれるのが背泳です。80才90才になるとクロール・平泳ぎではなく背泳を頻繁に泳ぐようになると予想します。その年齢になってから習得すれば良いと思われがちですが、その場合、習得までに多くの時間が必要になり、さらには「習得したい」という気力も若い時に比べると衰えているはずです。子供のうちから背泳を習得すれば困ることはないでしょう。
多くの場合、クロールの次は平泳ぎ習得と考えていますが、バタ足が苦手なお子さんの場合はクロール習得後に(バタ足の復習も兼ねて)背泳を練習してもらうケースもあります。
■バタフライについて■
バタフライで「楽に泳ぐ」ことは大変大変難しいことです。まずは息が上がっていない時の25m1本だけで構いませんので、カッコイイ泳ぎを習得してもらいたいと思います。私が思うカッコイイバタフライは両腕を大きく広げ水面に着くこと無く前方に戻るオヨギのことを指します。文字通り蝶々の様に飛んでもらいたいです。
運動が大変大変苦手なお子さんにはバタフライを習得しなくとも良いと思っております。本人の趣味嗜好に任せても良いと思います。そのかわり顔上げ平泳ぎを習得したほうが、実用的だと思っています。
未だかつてそのレベルに到達した生徒はおりませんが、私が昔挑戦していた長時間長距離バタフライを習得する小学生は現れないものかと淡い淡い期待もございます。1000mバタフライを達成すれば大したものです。ロマンですが♪
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水泳 個別指導 京都 滋賀
千葉隆礼