怒涛の2021年・22年 前編

怒涛の2021年・22年 前編
~休止になった2つのプール~


とにかくこの2年はキツかった。


コロナ騒動が終息すればこれまでと同じく教室活動を再開できるものと思っていたが、そうはいかなかった。

2021年3月までは「ラクトスポーツプラザ」「向日市民温水プール」「におの浜ふれあいスポーツセンター」の3つのプールを使用してた。そのうち2つのプールが再開未定の休止になった。

2021年4月 ラクトスポーツプラザ当面休止(再開ありの休止)

2022年4月 向日市民温水プール休止(再開検討)

メインで使っていたラクトスポーツプラザ休止の影響で使用頻度が増した向日市民プールでさえも使えなくなった。コロナが終息しても前の世界には戻らないと感じた。さらに「再開ありきの休止」だったはずのラクスポに期待をしていたが、何年待っても再開の気配が無い。2022年に入ったころには私のスケジュールはコロナ前と比べて半分くらい空白になった。

コロナ騒動前に比べてレッスン数が約半分になってしまい、もう教室を畳もうかと頭をよぎった。ただ、教室を終える前に死ぬほどやりきってから・・・そう決意し、膝を痛めるまで歩きに歩いてポスティングをした。(剥離骨折もしたので踏んだり蹴ったり・・・)

ありがたいことに2022年4月にはコロナ騒動前のレッスン数をいただけるようになった。配付したチラシは卒業生達が書いてくれた水泳克服体験談で大半を埋め尽くしたものだった。

私はそのような卒業生の助けもあって22年4月~もう一度水泳教室として成立出来るようになった。
ありがたいとかそういう言葉を越えた感情を感じる出来事であった。

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怒涛の2021年・22年 後編
~22年スタートの単発レッスンの子供達は、どのくらいの練習で泳げるようになるのか?~
以上は23年3月下旬に投稿予定

千葉隆礼

うんそうじゃない

イヤなものから逃げる。

それが幼児なのかもしれない。

私はあの手この手で水慣れが出来るように働きかける。イヤなものを別のものに「すり替える」「気をそらせる」…手段の1つだ。たくさんの手段を用いても上手くいかないのが幼児だ。全ての時間が歯痒い。

「お顔をつけて・・・ゴシゴシゴシゴシ、はい、平気!」
コレを歌にのせてやる。平気の部分でダブルピースのポーズだ。幼児はこのポーズをしたいがために顔つけもセットでしてくれるわけだ。
 ある日、「家でたくさん練習してきたよー」と幼児が言う。じゃあ、練習の成果を見せてよ、というと顔つけをスルーして満面の笑みでダブルピースをするではないか


うん…そうじゃない。


 頻繁にプールの水を飲んでしまう幼児がいる。とても苦しそうな表情をするのだが、私は教室の掟と称してプールの水を飲んだ後に「ごちそうさまでした」と言わせ“御決まり”にしている。何だか滑稽な“御決まり”をすることで苦しい気持ちが紛れる。
 ある時、「せんせー。今日、ごちそうさまを21回も言えたよ!!」自慢げに言ってくるではないか


うん…そうじゃない。


 力まかせでバタ足をする幼児。千葉理論を跳ね除け、野性の感覚だけで泳ごうとする。このまま放置したほうが本人にとって楽しいかもしれないが、ある段階で伸び悩む時期が来る。野性児にあの手この手で技術を教え込み、効率良く進むようになった。
「ホント、キミってバタ足上手くなったねぇ」
安易な褒め方だった。
「うん、僕ね。上手になったから、もうバタ足しなくてもイイんだ。じゃあね。」


うん…そうじゃない。

 

千葉隆礼

水泳克服体験談について

私はこれまで水が苦手だった子供たちがコツコツと練習を積み重ねてそれを克服する様子を何度も目の当たりにしました。通俗的に親バカ?ならぬ講師バカなのかもしれませんが、毎回感動しました。

きっとまだ泳げない水嫌いな子供たちは「自分なんて出来っこない」と思い込んでいるでしょう。でも、元々同じ年の同じ境遇の子供達が克服した実体験を知る事が出来たら「あの子が出来たなら、僕も私も出来るかもしれない」そのように感じてもらえるかもしれません。少しでもそのような層に届けば…と思い、克服した生徒達には任意で「水泳克服体験談」を書いてもらうことにしています。

水泳は「出来る・出来ない」がハッキリとしたスポーツです。オヨギの技術が無ければほとんど泳げない…残酷なほどに“実力を思い知らされる”スポーツです。

日常生活で小さな成功体験が充分ではない子供達は「自分は出来ない」と決めつけているケースが多いです。体験談に書いていただいた生徒達も運動に関する成功体験がない子が多く、ほとんどが親御さんの勧めで水泳を始めるキッカケをもつことになります。

これまで任意で克服体験談を書いてくれた生徒は10名を超えて、ホームページや広告などに利用させていただきました。それをご覧になった方の中には「さぞかしコーチ・先生の指導が…」と勘違いされる方もいらっしゃるかもしれません。ですが、私が行ったことはアドバイスや補助をするのみで、実際に地味な反復練習を行うのは子供達本人です。ですので、頑張る経験無しでは、誰もがこの様な克服体験を出来るわけではありません。

確かに克服体験談の子供達は小学校高学年になっても泳げませんでしたが、「持っているもの」もありました。それは残念ながら運動能力ではありません。彼らは水泳以外の他の習い事や経験を通して「コツコツ練習すれば何とかなるかも?」という素養を持っていました。素直さや地味でつまらない反復練習に耐えうる堪え性(こらえしょう)も克服に大きく作用したと感じています。

またまた講師バカを発動して申し訳ないですが、私が作文指導したわけではないのに自分の経験や想いを素晴らしい文章で表現してくれています。きっと学校や他の習い事で良き指導者と出会っているのでしょう。何度読んでも飽きないですし、あまりにも素晴らしい文章ですので誇大広告になってしまうのではとヒヤヒヤしています。

これをご覧になっている悩める保護者や子供達には同じ克服体験が出来る事を約束出来ません。克服を達成するには私の働きかけだけでは不充分で、本人さんや保護者の協力も必要だからです。ですが、克服した子供達全てに共通するのが「とりあえず一度やってみるか」…そんな『行動力』と踏み出す『勇気』がありました。

千葉隆礼

水泳克服体験談 第1回はコチラ→http://swimschool.jp/2018/01/28/overcome-2/

当教室からの返信が来ない場合

当教室からの返信はなるべく24時間以内に行うようにしています。「2日以上待ったけど返信が来ない」という場合は以下の方法を試してください。

1・迷惑メールフォルダを確認する
 *他のメールフォルダがある場合はそれも

2・サーバーメール操作を行い、受信の問い合わせを行う(主にキャリア携帯)

3・新規受講希望者は必要事項記入を漏れなく行っているか確認する
 *お電話でメール受信確認を行います。記入がない場合は確認作業が出来ません。

4・お使いのメールの設定から受信フィルタ設定を行い「@swimsch〇〇l.jp」を登録する
 *〇〇をoo(アルファベット)に変換願います。

5・お使いの迷惑メール設定の強度を下げる

特に、お問合せページより連絡いただくご新規さんは必要事項を漏れなく記入しているか確認してください。記入漏れの場合、返信しない場合もございます。また、連絡窓口担当者が長期休業の場合は返信が数日後という場合もございますが、その際は予めブログ等でアナウンスします。

 

2023年2月千葉の予約状況

当教室をご利用いただきありがとうございます。

2023年2月現在の千葉の予約状況ですが、毎月体力の限界までご予約をいただいています。予約枠もいっぱいになりましたので、2/15問合せ以降の新規受講の方はキャンセル待ちをお願いさせていただきます。

毎年春になりましたら教室を卒業される生徒さんも若干名いらっしゃいますので、新規受講希望の方はキャンセル待ち登録をしていただくのが確実です。空きが出次第のご案内となりますので、想像以上にお時間を頂戴するケースもございます。受講可能な状況となりましたらメールにて連絡いたしますが、その時の受講生のスケジュール状況も加味してキャンセル待ちを解消することも可能です。どうぞ、お気軽に登録下さい。

キャンセル待ちの登録は私千葉とのメールやTELでお伝えいただくだけで結構です。こちらで名簿を控えさせていただきます。

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~千葉のキャンセル待ち登録のおおまかな流れ~

HPのお問合せページより必要事項記入して送信

千葉からの返信をお待ちください
(送信いただいた日より遅くとも2日後までにはTELかメール返信いたします。迷惑メールフィルター設定の見直しや迷惑メールフォルダなどに紛れ込んでいないかご確認願います。)

メールの教室詳細を確認後、希望の場合はキャンセル待ち登録の旨を連絡ください。

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「ご注意とお願い」

子供のレッスン希望の場合、お子様の習得時期を最優先してください。特に私でなくとも水泳習得出来る方はキャンセル待ち登録をしながら別の教室を当たっていただいても問題ございません。

充分な空きが無くご不便をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

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「講師のご紹介」

滋賀県大津市での受講を検討される方は高山先生のレッスンはすぐにご案内出来ます。元々水泳専門の指導者ではありませんが、10年以上学習指導経験をお持ちの方です。水泳の他にもスポーツ指導をされており、初心者のお子さんにはうってつけの先生だと思います。特に、慣れないプールで更衣室の使い方に不安のある女児は同性の高山先生が安心かと思います。
*現在の使用プールは、におの浜ふれあいスポーツセンタープール(大津膳所)となります。

高山先生は5年以上当教室にご協力いただいており、非常に落ち着いた雰囲気でありながら現在も数多くのスポーツをされおり、体を動かすのが好きな先生です。子育ても経験された母でもありますので、どうぞ一度受講してみてはいかがでしょうか?

2023年も当教室をよろしくお願いいたします。

千葉隆礼