水泳克服体験談 第2回

小学生高学年の水泳体験を子供たちが書いてくれました。特に、水泳嫌いで悩んでおられる小学5.6年生の方へ、この克服体験を読んで少しでも勇気を持ってもらえたら・・・と思います。全ては「やってみなきゃわからない」ことですが、すべての人間が泳げるように・・・と思って活動しております。

A・Tくん

僕が泳ぐ時に意識している事、それは、「根性」です。

これは、いつも苦しくなった時に考えています。この言葉は、なかなか25mを泳げなかった時に千葉先生から「最後の5mは根性」と教わりました。そして、根性で最後の5mを泳ぎ25mを初めて泳ぐことができました。これは教室に入ってから1ヶ月ほどのできごとでした。

それから約1年水泳を続けました。それまで8mしか泳ぐことができなかったのに、クロール、平泳ぎ、背泳ぎをマスターすることができました。今年中学生になって、現在水泳の授業をしていますがとても簡単です。小学校では嫌で仕方がなかったけれど今では楽しくなりました。個人で教えてもらえるので自分の苦手なことをマスターできるのが良いと思いました。

 

 
 
 
 

 

千葉より

「根性」・・・じつは、かなり冗談交じりで言った言葉だったのですが・・・(笑)。どんな言葉が響くかわかりませんね(汗)。そうですか・・・人生初の25mは、泳ぎの「技術」はもちろん、「気持ち」も大事なのですね。両方が備わってこそ良い泳ぎとなるということでしょうか。

A・Tくんは自主練などもしていただいたようで、私との練習以外での努力が短期間での25mクリアとなったと思います。
秋以降は手を付けていなかったバタ足にも根気強く取り組んで、冬には水平姿勢がとれるようになりましたね。

正直、スポーツの精神論など古臭いものと思っていましたが、まだまだ開拓の余地があるようですね。大変勉強になりました。ありがとう♪