水泳体験談 第3回

ペンネーム:S.T

ぼくは、小さいころ水にふれるのがきらいでした。ほかのスイミングスクールに通っていましたがクロールもなかなかできず千葉コーチのスクールに入りました。コーチはおもしろくて分かりやすかったので、それをくふうして泳ぎに取り入れていきました。ちょっとずついろんな泳ぎができるようになり、クロールと背泳ぎと立ち泳ぎと平泳ぎとバタフライといろいろな泳ぎができました。クロールを1000m泳げたのも千葉コーチがしっかりこつを教えてくれたからだと思います。今では水泳はぼくのとくいかもくです。

 

千葉より

彼は元々股関節の柔軟性があり、立ち泳ぎに関しては柔らかく水を捉えることに優れています。その影響もあり平泳ぎや顔上げ平泳ぎも気持ちよく泳ぎます。一緒に練習していたメンバーと立ち泳ぎをしながらビート板を運んだり、列になって泳いだり、立ち泳ぎをしながら押し合い…そんな遊びもしましたね。私も一緒になって楽しませてもらいました。水泳は初心者のうちは“とっつきにくい”スポーツですが、様々な技術を習得すると普通の人では味わう事の出来ない遊びが出来るようになります。それは“高尚な遊び”というものでしょうか。そのような遊びが出来るようになったのは、水に触れるのが嫌いでも諦めずに水泳と向き合う事が出来たからでしょう。このような経験を小学生のうちに得る事が出来るのは価値のあることだと言えます。この先に少々の困難があってもS.T君ならきっと乗り越えられるはずだ。