数種のンと恵子さんとアンパンマン1

~「ン」で数年の座礁~

過去の投稿にも少し触れていますが、私は「ン」の発音に何年も悩まされてきました。

というのも水泳の初級指導で鼻からブクブクをするという動作があります。その指導法の一つに、語末に「ン」がつく言葉を伸ばして鼻からブクブクにつなげるというものがあります。例えば「ミカン~~」と言いながら潜り、その流れで鼻からブクブクを出します。
(*)上級者がリラックスして泳げば口をポカ~ンと開けたまま鼻からブクブクするケースもありますが、ここでは初心者(幼児~小学生)に鼻からブクブクをする動作を意識させるために口を閉じてブクブクをする指導法を想定しています。

でも、(個人的に調べた限りでは)どうやら日本語の「ン」の発音には3~6種類?あるようで、ミカンの「ン」は口を閉じない発音だとそのように感じています。ということは「ミカン~~」と言って鼻ブクブクを促す指導法というのは発音自体が少し違うので、間違った認識を子供に与えかねません。

では、どの単語を用いたら良いのだろう…周りの知人に聞いて回るも解決には至らず、ずっと疑問を抱えたまま数年が経ちました。

すると、ある日YouTuberで主に英語の発音動画を投稿している“だいじろー先生”の

日本語の「ん」の発音がややこしすぎるw【五種類の「ん」】

という動画が私のYouTubeのショート動画に流れてきました。

この動画で私がずっと抱えていた疑問が少し解消された気がしました。

その時、ふと、ある単語が浮かびます。

「アンパンマン」

これだ!と思いました。最後の「ン」にたどりつくまでに強制的に口を閉じる「ン」が2つもある!その2つの予備的な動作を経て本命の「(最後の)ン~~」に繋ぐことが出来る!水泳指導にすごく適した単語じゃないか!

いや、待てよ…気だるく「あんぱんまぁん」と言ったら最後の「ン」は口を閉じないやないか…正しい発音ってどっち?!


長年の疑問が解消される直前でもう一度座礁してしまいます・・・

続き→コチラ(6/1投稿予定)