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日本体育協会 水泳指導員 千葉隆礼(ちばたかなり)のブログページです。
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○リカバリー
前回記事では肩が水面上に上がってから腕を抜き上げるという内容でした。一般的には水面に対して低く水平に腕を戻すのが理想とされていますが、長時間バタフライではオデコの上に向かって弧を描くように戻しても構いません。人によってはコチラのほうが楽に感じる方もいます。この際、手首から先を脱力してリカバリーをしましょう。
親指を下に向け手の甲を前方に向けたままの状態でリカバリーすると(下図)、腕をひねる動作が必要になり肩への負担となります。
長時間・長距離バタフライでは親指は前方(手の甲は真上に)に向けると良いでしょう(下図)。しっかりと掻けていれば浮上時間が長くなるので、意識して素早く戻す必要はありません。肩の柔軟性があるほど楽にリカバリーが出来ます。フィニッシュ後にフッと脱力してリカバリーをしましょう。
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千葉隆礼
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記事修正:2020・12・25,2023・1・3
このシリーズの1話から読む→http://swimschool.jp/2017/05/03/no1/