「高校時代の看板製作2」
〜輸送編〜
*前回を読んでからご覧ください。
・・・ですが、そこからが大変でした。
学校は京都市北山にあり、タイガースショップは京都五条清水寺近くにありました。片道距離にして約7キロ。看板はたたみ1畳分の大きさです。タイガースのロゴが描かれた たたみ1畳のベニヤ板を担いで行くには少々無理があります。トラックも車もありません。もちろん学校の先生に頼めば
「看板を学校から持ち出すとは出来ない!!」
と言われるのは間違いありません。
地下鉄で行こうとしましたが、学校から駅まで徒歩15分。たたみ1畳のベニヤ板付きで20分はかかる・・・
「そうだ!!学校の前にバス停があるからバスで五条まで行けば・・・!!」
我ながらナイスアイディアでした。看板といい輸送方法といい・・・我ながら活発な湧き水のようにドンドンとアイディアが浮かんできます。ただ、少し気にかかる部分があります。それは、たたみ1畳分となるデカすぎる荷物でした。
輸送作戦当日、夏休みということもあり高校の先生の監視もゆるく、ウラの塀をよじ登って看板の持ち出しに成功しました。ここまでは楽勝です。
ただ、少し作戦を変更しました。学校前のバス停は人目につくし、学校の先生に見つかれば即アウト→僕への監視がキツくなる→今季絶望・・・
・・・そこで、学校から1つ離れたバス停を利用することにしました。
青春真っ盛りのボクはイケイケです。
ここまでは作戦通り。
先生に見つからずベニヤ板を持ち出せた
天候は晴れ。夕立を呼びそうな雲1つナシ!
お天道様はボクに味方!!
バスがくる!!!
板を担ぎ乗車!!!!
運転手がマイクで何やら放送!!!!!
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・
乗
車
お
断
り
で
す
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「そうですよね〜(^_^;)」
「大き過ぎますもの〜」