バタフライ 長距離・長時間 〜日記4〜 

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①ストローク

〜全体的なポイント〜

一言で表すと腕全体で水をとらえ、そのとらえた水を逃さないで掻くことです。別の言い方をすると、とらえた水の重さを感じながらその反作用を得て浮上します。長距離バタフライではスピードを出して泳ぐわけではないですから、力任せに掻く必要はありません。私はゆるやかなS字ストロークで泳ぐことが多いです。S字ストロークはスカーリング動作を伴うので水をとらえやすくなります。もちろん泳ぎの途中でI字ストロークに切り替えても問題ありません。掻く方向は真後ろに掻くよりも、やや下方に掻くと体が持ち上がりやすくなります。


*これからキャッチ・プル・プッシュ・リカバリー・・・など、ストロークの各部分に絞ってお話させていただきます。本日はキャッチからお話します。
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○キャッチ

(図B’)のように入水後深い位置から掻き始めると水面上に浮上する際にたくさんのパワーが必要になりますので、入水し体をうねらせ手のひらの位置が水面に近くなってから掻き始めます(図A→B)。これは頭のやや斜め上の水をとらえるような意識を持ちます。この動作には肩の柔軟性が必要です。

“水のあたり”を良くするために手首を倒すようにわずかに内側に曲げ、水の重さに負けないように手首を固定します(図Aのように手首を反らせたままにしない)。やさしく・柔らかく水をとらえるようにグ〜〜ッと掻き始めましょう。体の幅よりもやや広めに腕を広げます。

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記事修正2020・8・26,2023・1・3