Q&A 第2回

(2021年1月記事修正・再掲)

Q 水泳が出来るようになったら何が出来る?水泳を習うことにどんな意味があるの?

 

A.個人種目のスポーツが出来るようになります。

団体スポーツは仲間が集まらないと出来ませんが、水泳は一人っきりでも出来ます。人と予定を合わせることも必要ありません。大人になった時にも手軽に楽しむことが出来、ゆったり泳ぐ技術があれば陸上では得られない気持ち良い感覚を味わえ、リラックスや気分転換をすることが出来ます。また、プールにはフィットネスジムが併設されている場合がございますので、ジムやスタジオレッスンの後にプールで汗を流すことも出来ます。

 

 

A.学校授業が楽しめる

中学校までのほとんどの学校が水泳授業を行っていますが、授業時間が充分でない学校もあります。泳げる実力がつくかどうかは、ほぼスイミングスクール任せと言っても過言ではありません。また、当教室の定期レッスン生は「まずはラクに泳げるように」を主としております。ラクに泳ぐ技術が身につけば水泳への不安感がなくなるどころか、陸上では得られない快感を味わえ楽しさを感じるようになります。スキーを滑って「気持ち良い!!」という感覚に似ているかもしれませんね。

 

A.水に関する他のスポーツに挑戦出来るようになります。

1:競泳
2:水球
3:アーティスティックスイミング
4:日本泳法
5:飛び込み
6:OWS(長距離)
7:トライアスロン
8:ダンススイミング
9:サーフィン・ダイビングなど
10:ライフセービング
11:フィンスイミング
・・・等 たくさんありますね。

大人になってマリンスポーツなんか楽しめたらいいですね。水泳は技能スポーツです。子供のうちから練習しましょう♪

 

A.陸上では味わえない感覚・快感を得ることが出来る

水の中はまさに、日常とは異世界・・・まずは、道具を使っても良いので、プカプカ浮いてみましょう。水の中で体が軽くなりましたか?次は、水の音を聞いてみましょう。お友達と潜っておしゃべりできるかな?何を言っているのか当てっこしましょう。水の波や泡・しぶきで遊んでみましょう。ビート板を水の中に立たせて持ち、力いっぱい押すと大きな波が出来ますよ。まるで海のようです。水しぶきで大雨を降らせましょう。両手で水鉄砲が出来ますか?片手でも出来ますよ。泡でバブルリングがつくれますか?シロイルカの「幸せのバブルリング」はヒトでもつくることが出来ますよ。
*水の中は呼吸が出来ません。水は人間にとって死の世界とも密着していますが、陸上にない無限の遊びがそこにあります。

 

 

A.水泳は怪我が少なく、歳をとっても泳げる。

水泳は転倒がなく基本的に怪我の少ないスポーツです。一生涯楽しめる”生涯スポーツ”とも言えるでしょう。また、多くのプールには水中歩行レーンもありますので、年を重ねても水中運動が出来ます。水中歩行は浮力の関係から膝への負担が少ないというのも特徴の1つです。ヒザの悪いお年寄りは水泳が向いています。特に少年少女時代に水泳を習得されたお年寄りは足腰が悪くなって陸上運動が困難になっても、水泳でスポーツを楽しんでおられる方が多いです。水泳での怪我・事故の多いケースとしては、プールサイド(滑りやすい)とプールサイドに上がる時(手が滑りアゴを打ちやすい),逆飛込み,クイックターン,対向泳者との接触などです。

 

A.スポーツにおける技術の大切さを痛感できる

 多くのお子さんはスポーツにおいて「頑張る=ガムシャラに体をたくさん動かす」と思っているのではないでしょうか?水泳はパワーよりも技術面がオヨギに影響を及ぼすスポーツです。幼児でも技術が身に付くと水泳を習っていない大人のスピードに勝ることも可能です(スイムレコードというサイトを参照)。 
 水泳は力づくでは泳げません。呼吸・力加減・腕の動き・足の動き・体の動き・・・それら別々の動きを調和させて泳ぎます。また、腕や足・体の動き・・・それぞれに水を扱うテクニックがあり、それらのレベルを上げると子供で非力でも大人の水泳レベルを超えるほどの実力が身につきます。「親超え」を果たすと子供にとって大変自信になるようです。水泳は力づくでは上手く泳げませんので、水泳を習っていると「スポーツには技術が必要だ」ということを理解しやすいと思います。他のスポーツに挑戦する際にも力づくではなく頭をつかってどのような技術が必要なのか考えることが出来るようになるとおもいます。