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③息継ぎ
通常息継ぎの際はアゴを少し前方に突き出すと息継ぎがしやすいですが(図1)、長時間にわたってこの息継ぎをすると、とてつもなく首が痛くなります(頭痛も併発!)。日常の生活にも影響を及ぼす程の痛みになります。息継ぎの時も含め首は楽なポジションをできるだけキープします。軽くアゴを引き、息継ぎの際も前方を見ずに、前方斜め下の水面を見るようにしながら息継ぎをするのがよいでしょう(図2)。
もちろん状況に応じて首の角度を変えても構いません。アゴを引き気味にして息つぎをするのは、水を飲んでしまうリスクがあります。波が高く、息つぎの途中で水がかかった場合はそれ以上無理に息を吸わず(水が喉に到着する前に吸うのを止める)、顔をつけた時に水中で口に入った水を吐き出します。次の息つぎで図1の方法で確実に息を吸えばリズムも崩しにくいでしょう。
前に泳いでいる泳者がターンをしてすれ違う際は波が高くなりますので、図2で息継ぎをし、それ以外は図1で息継ぎをする...など自分で工夫しましょう。
*基本的に図2の息つぎで、後は状況に応じたフォームで泳ぎましょう。
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記事修正:2020・12・25,2022・1・3