水泳克服体験談 第9回

KHくん

僕は4年生のころ10m程度しか泳げませんでした。学校の水泳の授業も大嫌いで憂うつでした。このままではまずいと思い、千葉先生に水泳を習い始めました。千葉先生のレッスンではスイミングスクールのように順番まちもなく、みっちりと教えてもらえます。疲れるときもありますが、日々上達している感覚があって、毎週のレッスンがとても楽しみでした。レッスンの最後には遊んでくれたことも良い思い出です。そして習い始めて約3か月後、僕は1000m泳ぐことができました。自分自身ももちろん、親も驚いていました。そこからますます水泳が楽しくなり、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライも泳げるようになりました。6年生の受験期にも水泳を続けていましたが、無心で泳ぐことは息抜きになり、集中力アップにも繋がったと思います。千葉先生には本当に感謝しています。泳げなくて悩んでいるみなさんには、ぜひ千葉先生のレッスンを受けてみてほしいです。必ず泳げるようになります。

 

千葉より


1000m
泳ぐまでのレッスンはすごく淡々と練習していたと思います。最初の頃KHくんは朴訥(ぼくとつ)で素直な子供という印象でした。私の伝えた動きを自分なりに表現しながら泳いでいましたね。浮きやすいという体質を上手くクロールに活用し始めたころに数百メートル泳げるようになっていたと思います。ただ、この頃は落ち着いた性格の彼の奥にスポーツにおける”根性”があるとは想像もしていませんでした。むしろ、それとは縁遠いと思っていました。

年末でしょうか、数百メートル泳げる彼に「どこまで行けるか泳いでみたら?ま、1000いけば大したもんだけどね。」このような感じで遠泳を勧めたと思います。(ホントは是非とも1000mを目指して!…と言いたいところですが、4560分かかるので、強制して出来るものでもないのです。)スピードはゆっくりではありましたが数百m超えても立ち止まることはなく、息つぎの時にチラリと見えるゴーグルの奥の目は活き活きしていました。色白の顔を赤らめながら1000m泳ぎきり、彼の奥に潜む”根性”を感じた事を鮮明に覚えています。