『認定について』〜3/4〜

最終更新日時:2026年03月18日

・・・前回の続き・・・

“出来ていない”のに合格をもらうと、やる気が出るのか?

認定とは本来とても難しいものです。特に指導者本人がいつも見ている生徒の判定を下す場合、情が入ってしまうのを避けて通れません。認定というものは指導者とは別の組織の者,全く別の人間(試験監督)が厳正なる判定を下すのが本来あるべき姿だと思います。(受験の際に普段師事している先生が〇〇中学or高校合格と判定することはありえませんよね)…ですので指導者がその者のサジ加減で「合格あげる〜♪」と合格証や賞状を与えることに若干の違和感を覚えます。

「みなし認定」…これが組織内でエスカレートしていくと合格認定証のばら撒きが行われるようになります。まるで大衆的な洋服店などでどんな服を試着しても「お客様とってもお似合いです〜♡」と同じように、「お客様~♡とっても水泳お上手ですぅ~♪」と認定証をバラ撒きます。合格認定証のばら撒きは紙幣のスーパーインフレの様な現象を引き起こします。合格認定証をばら撒けば確かに安易な手法でたくさんの生徒は笑顔になります。ただし、「ぼく・わたし、水泳が好きだ。」とはなりません(*)。指導者がニコニコしているから釣られてニコニコするのです。親にお菓子などのご褒美がもらえるから喜んでいるのです。その証拠に、みんな平泳ぎやバタフライの(みなし)認定証を貰えば辞めていく子がほとんどですから。本当に好きならず~~っと続けますものね。

(*)「合格認定証をもらえるから好き」「時間があれば泳ぎたいほどに水泳が好き」ここでは後者を指します。

認定証や賞状を渡すことで子供を喜ばせる事は容易いです。ですが、それを狙う為に認定証をバラまいていたのではその効果は数を追うごとに薄れていきます。ただただ教室に通いその時間を過ごすだけで毎月の様に認定証を貰えるのでしたら、それは単なる日常的な出来事に過ぎません。毎日当り前のように白ご飯を与えられ「頑張ったご褒美♪明日も頑張って勉強しよう!!」とはならないのと同じです。私は自分へのご褒美にアメちゃん1粒で満足していた少年時代がありましたが、今はアメちゃんでは満足できずケーキを食べないと自分へのご褒美になりません。皆様もそのような経験はございませんか?

・・・続く・・・


ホーム(トップページへ戻る)

ご連絡→お問い合わせページへ

教室名:水泳の個人レッスン・グループレッスン 京都・滋賀

講師:千葉隆礼(ちばたかなり)

『認定について』〜1/4〜

最終更新日時:2026年03月18日

本来の認定とは

指導者が担当する生徒に「泳法習得」と合格の判断を下すのは本来はとても難しい事だと思います。それは普段から接しているためどうしても「情」に左右されがちだからです。また、運営や経営を第1に考えてしまうと「認定」の厳格さを揺るがすものになりうると思います。本来であれば審判がプレイヤーに対して判断を下すように第三者が「泳法習得」の合格認定を下すべきだと思います。私は生徒が短期間で習得しようが、習得までに時間がかかろうが、目の前の評判や利益が危ぶまれても、認定の基準にブレが無いように最大限の注意を払っています。

水泳講師は職人的職業だと思っています。大袈裟かもしれませんが、認定基準のブレがあるということは私や当教室の名が廃るということだとも感じています。もちろん運動神経が良い子もそうでない子も認定基準は同じです。なぜならオヨギや水という環境は絶対的なものですから。水は子供に合わせてくれませんし、水泳というスポーツも子供やその人の特性に合わせてくれません。認定基準がブレないということは、運動神経が良くないお子さんの場合は、私の指導が至らなければ永遠に合格認定出来ないということです。このようにならないためにもどのようにすれば子供が泳げるようになるか日々試行錯誤しながら指導に当たっています。
(*)認定基準に”ブレ”を排除すると、運動神経の良くないお子さんにとっては可哀想だと主張する講師もいます。ですが、出来ないものは出来ないのです。それをどのようにすれば出来るようになるのかというのが指導や練習です。みなし認定をすれば表面上「出来たテイ」となるかもしれませんが、ただそれだけです。手元には認定証があるだけで、実力を掴むことはできません。

補助付きの逆上がりしか出来ない子に「あなたは逆上がり出来ますね。(先生の補助付きだけど)次月頑張るよね?!・・・ま、いいでしょう!逆上がり合格!」としたらこれは合格認定の不正・ウソつきでしょう。せめて合格とするなら「補助付き逆上がり合格」とするべきです。水泳指導の世界において、足の甲や足の爪先で水を蹴る(切る)平泳ぎで合格にしているスイミングスクールの現場をたくさん見てきましたが、子供に「出来ている」とそのようなテイで合格にするのは不誠実です。ストレートな表現でドキッとさせてしまったかもしれませんが、「出来たテイ」とするのは保護者に対しても行うので、保護者も自分の子供が「出来ていない真実」を知らされていません。ですので…やはりそのように思います。

・・・続く・・・

 


ホーム(トップページへ戻る)

ご連絡→お問い合わせページへ

教室名:水泳の個人レッスン・グループレッスン 京都・滋賀

講師:千葉隆礼(ちばたかなり)

Q&A 第8回

最終更新日時:2026年03月05日

Q 近くのスイミングスクールの一般コースに子供を通わせていますが、なかなか上達しません。何が原因かよくわからないので困っています。

A 解決する方法を簡潔に言い表すと「十分な練習時間の中で適切な練習を行う」必要があります。

具体例:

「指導者側がイメージしている目標地点を生徒自身もイメージできるように伝えているか」

「生徒側がお話を聞いて、内容をつかんでいるか(子供が出来る範囲で可)」(*1)

「今からやる練習にはどんな狙いがあるのか、そのためにはどんなことに注意・意識して練習するのか生徒側が把握しているか(子供が出来る範囲で可)」(*2)

「生徒がその“ねらい”やポイントを意識しながら泳ぐ(子供が出来るレベルで可)」(*3)

「指導者が伝えた内容を生徒がある程度理解していて、その方向に向かって練習出来ているか確認しながら指導する」

「練習の狙い通りに生徒が動いていない場合は、指導者が別の伝え方や練習方法を選択する」


 集団指導ではおそらくマニュアルや集団の平均値に合わせてレッスンを進行していると思います。集団の平均値に合わせた指導に問題ない場合は、上の*1,*2,*3のうちどれかが上手くいっていないのかもしれません。実際にお子さんの練習風景を見たことが無いので断言できませんが、話を聞いている雰囲気があるものの実際には半分以上を理解していない場合もござます。

「今日はどんなことに注意して練習したの?」と質問して「・・・???」とまともな返答がない場合は講師の話を聞いている素振りだけかもしれません(自信が無い場合もある)。「おへそを見た(頭を入れた)」という返答の場合…実際に観覧席から泳ぎを見た時に「そうは言っているものの頭が出ているな」と感じたら、お子さんがその場を取り繕う返事をしているのかもしれません。また、下記の例も考えられます。

上記の場合は「泳ぐ時には頭を入れる」というオヨギのポイントは記憶にあるということなので、*3の「 “ねらい”やポイントを意識しながら泳ぐ」ということが充分なレベルに達していないケースも考えられます。その場合は泳ぐことに夢中になりすぎていて”頭をつかって考えて練習する”という事が出来ていないのかもしれません。また、 ”頭をつかって練習する”というのはその場の環境や雰囲気に左右される場合もあります(*4)。泳力を伸ばすことも大切ですが、練習する際の”心構え”が育っていないと、どこかの段階で停滞するケースが多いです。

  当教室に通うことが難しい場合は、ご家族さんとお近くのプールで練習されることをおススメします。実際に読者のお子さんと練習したことが無いので断言できませんが、上記の内容をお子さんに強要しても継続的な上達は難しいと思います。「この時はどうするの?」と質問を交えながら「今のこういう動きだったよ」と褒めたり否定したりせずに見たままを伝えると徐々に本人さんの意識が変わってくるかもしれません。何度か練習するうちにお子さんのオヨギにほんのわずかな変化がありましたら即座にその時の様子を伝えてあげてください。その時に「今のどうやったの?(幼児さんの場合は…どんなワザを使ったの?)」。答えない場合は「ねぇ~ねぇ~!教えてよ~(自分だけの秘密にしないでよ~~)」と迫るとお子さんは何だか照れ臭い、でも自分が特別なワザを持っているのだとちょっと得意げになるでしょう。そういうやりとりの中で オヨギに対する「気づき」があれば、大きな一歩になると思います。(お子さんの性格や親子・指導者との関係にもよります)

 ご家族さんで練習される場合、最初のうちは親子の甘えがあるので集中が続かないと思います。初回の練習日に「60分は練習をしよう!」と意気込むのではなく、まずは幼児・小学低学年であれば10分,高学年は20分の練習から始めてください。もちろん予定の練習時間が過ぎれば自由(*5)にさせてあげてください。そこから練習回数奇数回ごとに5分ほど時間を長くしていくと無理なく継続できると思います。ドカンと1発みっちりと練習させて「もう、プールに行きたくない!」と断固拒否されプールに行かなくなると上達はストップします。ちょっとグズるけど練習後の自由時間の期待感からプールに足を運んでくれるだけで「こちらの思惑通り」としましょう。…これは妥協ですが、プールに足を運んでくれれば、満点のうち半数以上を得た・・・つまり“勝ち”ではないでしょうか。

(*4)水泳は力尽くで出来るスポーツではありません。技術的要素の強いスポーツですので、 ”頭をつかって練習する”というのが継続的なレベルアップに必要です。

(*5)公共のプールは自由コースであっても“マナー”が存在します。遊園地などのレジャープールで無い限り他の練習者の邪魔にならないよう右側通行を守って自由にお過ごしください。これは監視員に注意されなくともマナーが存在します。プール監視員は、雇用者によるスタッフ教育が充分でない場合が多く、案山子(カカシ)状態の監視員もいらっしゃいます。公共プールの場合はどんな運営内容であっても行政からの契約金はほぼ一定額と予想され、出来高制で無い限り業務内容を良くしていくという雰囲気が無い管理会社も存在します。ベテランの様に見える監視員であっても“プールを見てるだけ”の方も一定数いらっしゃるので保護者の方の安全管理は必須です。他の方と事故を起こして金銭が絡むトラブルに発展しないようにお気を付けください。

 


水泳の個別指導教室 京都・滋賀

ホーム(トップページへ戻る)

ご連絡→お問い合わせページへ

講師:千葉隆礼(ちばたかなり)

Q&A 第7回

Q 近隣のスイミングスクールで平泳ぎを合格し、バタフライ習得中です。現在通っているスクールからコチラの教室へ変えようと思っていますが可能ですか?

A 可能です。ただし、スイミングスクール指定の水着はご利用できない場合がございます。スイミングキャップは無地であればワッペンを外して使用できます。また、過去に通っていたスイミングスクールの指導方針が「子供は合格認定証を貰うと、嬉しい楽しい」重視であれば、毎月のように合格認定書を配布する為に判定基準が大変緩い場合がございます。そのようなお子さんが当教室へ移籍された場合は、本来習得すべき平泳ぎやクロール等の基礎動作を身につけてからバタフライの指導をさせていただく場合がございますので、予めご理解いただきたいと思います。
*スイミングスクールによって指導方針に違いがございます。当教室の指導方針をご理解いただいたうえで移籍をお考え下さい。

〈当教室の指導方針や内容〉

・ホーム下部→http://swimschool.jp/

・教室案内→http://swimschool.jp/guide/

・受講コース概要→http://swimschool.jp/courseoutline/

上記を中心にご覧いただくと教室の雰囲気を知っていただけると思います。

Q 上記Q&Aの「過去に通っていたスイミングスクールの泳力判定が大変緩い場合」とは具体的にどういうことですか?

A スイミングスクールの方針はそれぞれのスクールにより違いがございます。生徒が水泳に飽きず楽しくスクールに通ってもらう事を優先する方針の場合、進級テストで停滞させない且つ飽きさせないように十分な泳力(*)に達していない場合でも合格認定を下すスクールもございます(当教室ではあらゆる場面で充分な実力が無い状態での合格認定は行いません)。
 反対に合格基準を厳しく設定するスイミングスクールもあるようです。合格までの長い道のりに嫌気がさして「スイミングスクールに通いたくない」と訴えるケースもあるようです。この場合、子供が水泳に興味を持って、それと向き合ってもらうためには充分な指導力が必要となります。

*息継ぎの際に頭が持ち上がり力づくで何とかクロール25mたどり着いたレベルで合格認定,平泳ぎの際に足の甲で水を打つような動作で合格認定(*2),“けのび”の試験で恐怖心から自力で浮けないのに“けのび”合格,タイム測定の時に1分以内で合格のところを2秒オーバーしたが試験監督が3秒オマケして合格など…実際にこのような合格認定を行っているスイミングスクールが存在することを確認済みです。

2 サッカーでの反則“ハンド”と同じように平泳ぎの際に足の甲で水を打つ動作を行うとルール違反です。参考→競泳競技規則https://www.swim.or.jp/about/download/rule/r_swim20180401_02.pdf

(ご注意)物事には何が正解か不正解か不明瞭な部分が多いにあると思います。場合によっては泳力判定を大変緩く設定して良い方向に導くこともあるかもしれません。ですが、当教室では教育や指導の際に「出来ていない」ものを「出来た体(テイ)」には“しないという選択をしています。「出来ないもの」を「出来るようにする」にはどのような働きかけを行うか、<教育や指導><誠実に>向き合うのが当教室の方針です。


Q&A 第8回はコチラ


ホーム(トップページへ戻る)

ご連絡→お問い合わせページへ

教室名:水泳の個人レッスン・グループレッスン 京都・滋賀

講師:千葉隆礼(ちばたかなり)

Q&A 第6回

最終更新日時:2026年03月05日


Q
 入会金は必要ですか?

A  (20261月現在)入会金・退会金等いただいておりません。欠席の場合のキャンセル料は必要ですのでご注意ください(http://swimschool.jp/fee/)。


Q
 定期or単発を月によって選べますか?

A  場合によりますが、基本的に定期レッスンは最低でも半年から1年以上は週1回で水泳を続ける意思のある方に受講いただきたいと思います。月によって受講回数が変わるのでしたら単発レッスンでの受講をお願いします。

Q 定期レッスンのキャンセル待ちを希望しますが、空きが出るまでの間は単発レッスンで月に2回程度の受講は可能ですか?

A  単発レッスン枠に空きがある場合は可能です。お時間をいただきますが、定期レッスン枠の空きが出ましたら連絡させていただきます。ただし、単発レッスンの空きが無い場合はやはりキャンセル待ちとなります。
*定期レッスン&単発レッスンの両方を指定してキャンセル待ちすることも可能。

Q 単発レッスン受講希望ですが、体験レッスンは出来ますか?

A  単発レッスンの場合は体験レッスンを行っておりません(体験は定期レッスンのみ)。単発レッスンの場合は、1度受講いただいてからその後の継続を検討いただくことができます。


Q
 週によって受講曜日を変えられますか?

A 単発レッスンの場合は可能です。ただし、講師のスケジュール状況によります。定期レッスンは毎週同じ曜日・時間帯に受講いただきます。

Q グループレッスンはマンツーマンレッスンと同じくらい効率良く練習できますか?

A グループレッスンはマンツーマンレッスンに比べて効率面では劣ります。ですが、同程度レベルのグループの場合はさほど影響無いかと思います。もちろんこれは講師の話をしっかり聞いて行動できるということが前提です。

一方で、グループレッスンの場合、兄弟やお友達と一緒に練習するとそれだけでも楽しい時間を過ごせるかと思います。一緒に練習することで互いに刺激し合いながら切磋琢磨できます。マンツーマン・グループ、それぞれに良い点・悪い点があります。

Q  定期グループレッスンはこちらでお友達を探さないといけませんか?

A 定期グループレッスンの一部の枠ではその必要はございません。現在受講している教室の生徒とのグループとなります。出来る範囲となりますが…同じくらいの泳力になるように教室の方で調整致します。泳力差がありすぎる場合や一部レッスン枠はグループで受講いただけない場合がございますので一度お問い合わせください。

 

Q  単発グループレッスン希望です。兄弟での受講は可能ですか?5歳離れています。

A ご兄弟それぞれの泳力によります。一人が4泳法マスターしていて、もう一方が顔を水につけることが出来ない…というほどの泳力差でしたら安全管理の面から受講を見送っていただくことになると思います。例えば、お兄さん・お姉さんが平泳ぎ習得中で、弟さん・妹さんがバタ足取得中…程度の泳力差でしたら受講可能です。ただし、マンツーマンレッスンと比べて効率面では見劣りますので予めご了承ください。

Q  こちらの教室の名前は何ですか?

A 教室の名前はまだありません。公的な文章では「水泳の個人レッスン・グループレッスン 京都・滋賀」としています。省略する際は水泳の個別指導 京都・滋賀としています。個人運営で非営利活動(*)の教室です。法人ではありません。
*構成員に利益を分配しない。


Q&A 第7回はコチラ


水泳の個別指導教室 京都・滋賀

ホーム(トップページへ戻る)

ご連絡→お問い合わせページへ

講師:千葉隆礼(ちばたかなり)