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オヨギにつながる水遊び 5

最終更新日時2026年8月15日

前置き

今回は三泳法以上習得レベルからジュニア選手までの子供が楽しめる遊びを紹介します。ここで紹介する遊びは誰でもできるものではありませんので、以下を楽しめる子供はオヨギの技術を充分に獲得していると言えるでしょう。


■連結オヨギ

連結電車 水泳の個人レッスン 京都,滋賀

◯必要な泳力→クロール,平泳ぎ,バタフライ
必要な練習道具→プルブイ(中級以上は無しでも可)
〇遊びに適した環境→25mを通して泳げるのが望ましい
オヨギにつながるポイント→水平姿勢を維持,反復練習
水遊びの説明 →

この遊びは21組の協力型です。

まず、“前”と“後ろ”の役割を決めます。それぞれ以下の役割を担う。

・前の泳者→クロールのストロークのみ。慣れないうちはプルブイを太ももに装着。
・後ろの泳者→前の泳者の足首を掴んで、顔つけバタ足。

2人で連結(合体)して、1つの大きなクロールを完成させます。水平姿勢を維持しないとキツイので、後ろの泳者はバタ足を力強く行う。前の泳者はバタ足をしないように、足が動くと後ろの人は足首を掴んでキープできません。

派生:平泳ぎ,バタフライなど可能。背泳ぎはキツイかも(私は試したことがありません)。


■連結オヨギで人間綱引き

綱引き 水泳 個人レッスン 滋賀,京都

◯必要な泳力→ クロール,平泳ぎ,バタフライ,立ち泳ぎ
必要な練習道具→なし(プルブイ)
〇遊びに適した環境→1.5m✕5mのスペース
オヨギにつながるポイント→ 反復練習,ストロークやキックの強化
水遊びの説明 →

上記の「連結オヨギ」と似ていますが、これは対戦型の遊びです。最初に壁から2.5m離れて2名がスタンバイ。

・前の泳者→クロールのストロークのみで前進。慣れないうちはプルブイを太ももに装着。
・後ろの泳者→ 前の泳者の足首を掴んで、立ち泳ぎの足動作で後退。手を離してはいけない。

5mラインを超えたら前の泳者の勝ち。 後ろの泳者の背中がプールの壁につけば、後ろが勝ち。後ろの泳者は意図的に前の泳者の足を沈めるのは違反行為。

派生:前→クロール,後ろ→バタ足(前泳者の顔をキックしたらアウト)。前→バタフライ,後ろ→平泳ぎキック…など。


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教室名:水泳の個人レッスン・グループレッスン 京都・滋賀

講師:千葉隆礼(ちばたかなり)

オヨギにつながる水遊び 4

最終更新日時2026年8月5日

前置き

水泳というスポーツはTVゲームのように“簡単で、誰でも、楽しく”チュートリアル(*)をこなせば、本編をプレイできるという甘い世界ではありません。水泳は伝承遊びと似た要素があります。例えば、(ヒモを使った)コマ回しは、コマにヒモを綺麗に巻きつける技術を磨き、その次に水平にコマを投げることを練習します。コマを回してバトル…を楽しむ前に、我慢強く乗り越えなければイケないハードルがあります。水泳もコマ回しと同じく、面白さを得るために根気強く乗り越える素養を身につける必要があります。つまり、水泳の技術を使って楽しく遊べるというのは我慢強く乗り越えた子供というワケです。様々な水遊びを楽しめるのは、コマ回しで曲芸をするのと同じくらい特別なことです。今回は、泳げる子供が楽しめる水遊びを紹介します。
(*)最近のゲームにはチュートリアルと呼ばれる導入パートがあるケースが多いです。難しくて投げ出さないように、チュートリアルで基本技術を身につけてゲーム本編を遊んでもらうわけです。それによってユーザーを増やしています。


■波乗りクロール

クロールのイメージ画像 スイミング個別指導 京都市,滋賀県

◯必要な泳力→クロール25m
必要な練習道具→ビート板(大人が使用)
〇遊びに適した環境→そこそこ空いている,水深0.9m以下推奨
オヨギにつながるポイント→クロール25mの反復練習
水遊びの説明 →

大人と子供、二人一組で遊びます。渦を利用して子供のクロールをアシストする協力型の遊びです。

【大人】…少し早めに後ろ歩きをします。目安は25m3040秒以内です。この時に、ビート板を腹の前に立てて持ち、それを半分以上水に浸けてさせて移動します。すると、進行方向と反対側に強い渦が発生します。子供は大人の後ろで泳ぎますが、大人はクロールの指先がビート板にギリギリ触れない程度の距離を保ちながら後ろ歩きをします。

【子供】…ややスピードを出しながらクロールを泳ぎます。この時に、大人が持つビート板の渦に腕を乗せるようにします。クネつくことなく、なるべく真っすぐに泳ぎましょう。

ある程度、二人の息を合わせる必要はありますが、上手くいくと子供は渦に引き込まれて前にスーッと進んでいきます。1人で泳ぐのとは違う感覚を得るはずです。以前紹介した「波に負けるな」の逆の効果を利用して、オヨギをアシストする水遊びです。体感で二割くらいスピードUPするはずです。渦に引き込まれる感じが弱い時は、大人がタイミングを合わせてビート板を使い目の前の水を掻くと渦が強くなり、推進力もUPするはずです。

上手く息を合わせるとスーッと進むはずですので、楽しく反復練習ができるはずです。


■水流で、押し流せ&倒されるな

平泳ぎ 水泳のプライベートレッスン 京都,滋賀

◯必要な泳力→平泳ぎキック
必要な練習道具→プールの壁(腰ヘルパー装着可)
〇遊びに適した環境→そこそこ混雑でも可能
オヨギにつながるポイント→平泳ぎキックの強化,キック動作による水の動きを理解
水遊びの説明 →

この遊びは対戦型です。

子供はプールサイドから2m2.5mの地点に肩まで水に浸かった状態で中腰で立つ。この時、両手は胸の前で組み動かしてはいけない、両足は気をつけの姿勢。大人はプールサイドを両手で掴んだ状態で、平泳ぎキックを行う。平泳ぎキックで発生した水流で子供を押し流す。20秒間強烈キックを連続で行い、子供はその間流されずに耐える事が出来たら子供の勝ち。平泳ぎキックによる水流で子供を押し流したら大人の勝ち。

次に子供と大人の役割を交代する。大人はハンデとして片足立ち。

「防御側のルール」

・水を掻いてはいけない。
・肩まで水に浸かる。
・両足はそろえる。
・足が動いたら負け。

*安全管理の注意事項:両手は胸の前で組む。動かすと平泳ぎキックが当たり危険。


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講師:千葉隆礼(ちばたかなり)

オヨギにつながる水遊び 3

最終更新日時20267月30日

前置き

オヨギにつながる水遊び」…このシリーズでは水泳技術の向上にもつながる子供向けの水遊びを紹介します。

学校の勉強において、「学習マンガ」から歴史に興味を持ったり、ゲームの「桃太郎電鉄」から地名を覚えるキッカケとなることがあります。他にも空想科学読本やドラえもん学習マンガシリーズなど…。

水泳においても“水への興味”は「水遊び」が有効となるケースがございます。私のレッスンでは水泳における学習マンガや桃太郎電鉄となる「水遊び」を介して水泳への興味を持ってもらう“働きかけ”を行っています。親子でもできる遊びもありますので、夏休み中に挑戦してみてください。


手品?魔法?!渦乗り背浮き

ラッコ浮き背浮きイメージ 水泳の個人レッスン 京都

◯必要な泳力→(ビート板やアームヘルパーを使った)背浮き
必要な練習道具→ビート板orアームヘルパー
〇遊びに適した環境→そこそこ混雑でも可能だが、他者との接触注意

オヨギにつながるポイント→背浮き,脱力,渦・水の動きを感じる
水遊びの説明 →

基本的に21組でやります。大人が子供をサポートする遊びです。

①大人は後ろ歩きで水中歩行を、子供はビート板を使い背浮き。

後ろ歩きで水中歩行をする大人の胸のあたりに渦が発生します。そこへ、ビート板で背浮きをしている子供をそっと浮かせます。この時、大人は歩みを止めず後ろ歩きをしながら浮かせるのがポイントです(この時点では子供を手で支えたままです。)

③水平姿勢を維持し、子供が渦に乗ったことを確認したら、ゆっくりと手を離します。上手くいけば、10m以上手で引っ張らなくとも背浮きのままスーッと進んでいきます。渦の効果で子供を運ぶわけですね。この現象を利用してマジックや手品などと“ごっこ遊び”にします。

注意:進行方向にいる他者への接触注意


■バタ足で積み木倒し

積み木 スイミング 家庭教師 滋賀,京都

◯必要な泳力→背泳ぎキック10m
必要な練習道具→ビート板,腰ヘルパーやプルブイ
〇遊びに適した環境→そこそこ混雑でも1m✕3mのスペースがあればOK

オヨギにつながるポイント→バタ足の強化,(平泳ぎキックでも可能)
水遊びの説明 →

まずはビート板を水面に浮かせて腰ヘルパーを縦に置く(3玉以上連結推奨)。腰ヘルパーの代わりに股に挟むプルブイを使っても良い。それに向かって背泳ぎキックの要領で仰向けにバタ足。背泳ぎキックで発生する水流をヘルパーに当てて倒す。ビート板が動いてしまう場合は大人が動かないようにビート板を掴んで固定する。「○○秒以内に倒す」「ヘルパーの数を減らす」「ビート板の位置を遠くするor水面から10㎝高くして固定」などで、難易度を調整できる。

派生①:大人と子供が同じ方向を向いて積み木倒しをすれば協力型ゲーム。

派生②:大人と子供が向き合って積み木倒しをすれば対戦型。相手の陣地にヘルパーを倒した人が勝ち

 


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オヨギにつながる水遊び 2

最終更新日時20267月16日

■前置き

このシリーズでは水泳技術の向上にもつながる子供向けの水遊びを紹介します。前回は顔をつけなくても出来る遊びを紹介しましたが、今回は顔つけができる子供も楽しめる内容となっております。夏休みに親子で挑戦してみてください。


人間ジャグジー

沢山の泡 スイミングプライベートレッスン 滋賀 京都

必要な泳力→顔を3秒つけことができる
必要な練習道具→なし
〇遊びに適した環境→混雑していても可能
オヨギにつながるポイント→息こらえ(息止め),潜り
水遊びの説明 →

この遊びは夏場の混んでいるプールでも遊べるのが最大の特徴です。大人も子供もできるので一緒にトライしてください。

まず、大人は壁の近くでそれを背にします。12m空けて子供と向き合う形をとります。この形をとるのは、次に紹介する忍法を成功させるためです。とっても大切。

②目の位置まで垂直に潜って下さい。この状態で両腕を水面の上スレスレの位置にスタンバイ。

③ワザと空気をつかみながら下へ掻き込む。そうすると連れ込んだ空気が一度床に当たった後に、水面に向かって浮上、それがジャグジーみたい。そこに顔を当てるとシュワシュワ気持ち良い。「ビール工場や。ゴクゴクプハァ〜。子供は飲んじゃいけません。」などと“ごっこ遊び“をします。

*実はこの遊びは、次に紹介する忍法のフリです。潜ったまま5秒くらい人間ジャグジーができるまで繰り返して遊びます。しつこいようですが、忍法を成立させるためにしっかりとフリを作ります。


忍法けむり玉の術!

忍法けむり玉 水泳のプライベートレッスン 滋賀,京都


必要な泳力→人間ジャグジー5秒,けのび
必要な練習道具→なし
〇遊びに適した環境→混雑していても可能
オヨギにつながるポイント→息こらえ(息止め),潜り
水遊びの説明 →

「人間ジャグジーの①」のようにポジショニングします。

②子供が5秒くらい続けて潜ってジャグジーするのを確認

③この時、人間ジャグジーの要領で大量の泡を子供の目の前に送って視界を奪う
(プールの床にぶつかるまで空気を連れ込む)

④視界を奪った瞬間、大人は壁を斜めに蹴って子供の後ろにまわる
(混雑時は他者との接触注意)

⑤泡が収まったら、子供は目の前の大人が消えていることに気づきます。

⑥このタイミングで肩をトントントン「ここだよ~(ここにいるよ~)」

派生:上記の、けむり玉を繰り出したら後ろに回る。実はコレもフリです。子供はすぐに学習して後ろを警戒するようになるでしょう。この行動を確認したら、次は、けむり玉を繰り出した後にプールサイドに上がり物陰に隠れます。浅めのプールであれば成功しやすいです。


ごっこ遊びのキーワード:上級忍者,中忍,下忍,忍たま乱太郎,ドクタケ忍者


■オヨギにつながる水遊び3→コチラ


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オヨギにつながる水遊び 1

最終更新日時2026711

前置き

子供の初心者レッスンでは水泳の技術習得に繋がる水遊びを行うことがあります。生徒達は水泳の練習を積み重ね、それで獲得した技術をつかい水遊びを楽しむことをモチベーションとすることもあります。私がレッスンで行う水遊びは、泳げない子供が楽しめるものから、オヨギの技術を習得した者だけが楽しめる特別な水遊びまで様々です。今回は夏休み前ということで、顔つけができない子供でも楽しめる水遊びを紹介します。オーソドックスな遊びですので、水慣れの導入として、親子で楽しんで下さい。


■ジェットコースター

ジェットコースター 水泳 個別指導 京都 滋賀

◯必要な泳力→ビート板で浮ける,顔つけ出来なくても可能

◯必要な練習道具→ビート板,(腰ヘルパー装着がベター)

〇遊びに適した環境→そこそこ混雑でも可能(他者との接触注意)

◯オヨギにつながるポイント→浮いて進む楽しさと、水中ならではの浮く感覚を得る

◯水遊びの説明 →

子供はビート板の奥を掴み、足を浮かせて体を水平に保つ。大人は向かい合う形でビート板を持って操作。ジグザグ,連続Uターン,ローリング,うつ伏せ↔仰向け,足首を引っ張って後退,顔つけ問題無い子供は潜水艦モード…など。子供の力みが徐々に抜けて水に慣れてきたらスリリングな動きに挑戦。

派生①:ランダムにどこかで手をはなす。その際、子供は床のライン上で立たなければいけない(バタ足してはいけない)。踏み外せばアウト。指示した色の線の上で着地するルールでも良い(赤色or青色ライン)。

派生②:派生①と同じく、ランダムにどこかで手をはなす。手を離す瞬間に、グー,パー,片足,クロスなど指示を出す。子供は着地の際に、指示された形を足で表現する。着地は5秒以内に…などルールを追加すると難易度UP。

派生③:大人と子供の役割を交代する。子供は浮力の効果で体が軽くなることを体感できる。


波に負けるな

荒波 水泳 プライベートレッスン 滋賀,京都

◯必要な泳力→バタ足or平泳ぎキックで前に進める(顔つけ不要)

◯必要な練習道具→ビート板(腰ヘルパー装着可能)

〇遊びに適した環境→そこそこ混雑でも可能(他者との接触注意)

◯オヨギにつながるポイント→バタ足や平泳ぎキックの強化,波など水の変化に慣れる

◯水遊びの説明 →

大人は泳いでいる子供に向き合う形で後ろ歩きで移動する。その際に両腕を使い、泳ぐ子供に向かって波をおこす。最初は“さざ波モード”で。徐々に荒波に変化させる。子供は波に逆らって泳ぐことでTBSでお馴染みのSASUKE「バックストリーム」を体験できる。前方からの波のほかに、横波をつくるとレーンロープのほうに体が流れて子供は苦戦する。慣れない子供には「水を飲むなよ~。波の変化を見るんだ。臨機応変に。」などと、水を飲みこまないように注意喚起する。

いきなり波をつくるより、なにかの「キッカケのワード」はあると“ごっこ遊び”の雰囲気が高まる。例えば「(明後日の方向を見た後に)風が吹いてきたなぁ…(間を置き)…波も高くなってきた」など。このセリフの後に波をつくる。

さざ波モードを続けたあと、「おや、嵐が来たようだ」で波の威力アップなども面白い。「人生の荒波はこんなもんじゃないぞ~」…これは私がよく使うセリフ。

派生①:腕を使って波をつくる他に、ビート板を使えば大波をつくれる。レベルアップと称してやる。とんでもない大波をつくれる。


派生②:波をつくる・バタ足する…この役割を交代してもよい。子供からとんでもない仕返しを食らう、これもまた楽しい。


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