私の教室には、「現在通っているスイミングスクールにハマらない(なかなか上達しない・面白くない)子供」からの問い合わせが一定数ございます。
ですが、状況によってはキャンセル待ちの場合もございますので、私がすぐにそのような子供たちのフォローをすることが出来ません。ですので以下の「ご家庭で出来ること」をまずはご参考ください。
前提として、全員に当てはまることではありませんことをご理解いただいたうえでご覧ください。
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「ご家庭で出来ること」
~通われているスイミングスクールがつまらないと感じるお子さん~
水泳は“楽しい”・“おもしろい”を簡単に得られるスポーツではありません。
これは、本質的な楽しさの事を指しており、「先生が面白い」や「友達と一緒に練習するのが楽しい」とは別物です。
水泳はコツコツと練習を継続して、獲得した技術を駆使し、やっとのおもいで楽しく自由に泳げるようになります。これはピアノの習得と似ていると思いますが、ビギナーにとって本質的な楽しさを得るのは「技術を獲得してから」となり、時間と根気が必要です。
*ヒモをつかったコマ回し,ボール3つでのジャグリングなど…とも似ていると思います。
私の場合ですが、多くのビギナーが“つまらない”と感じる気持ちを和らげる程度の“はたらきかけ”しか出来ません。やはり上記の本質から逃れることはできません。
表題(~通われているスイミングスクールがつまらないと感じるお子さん~)と同じ境遇の方が最初に出来ることは、通われているレッスン曜日を変える・知り合いのお友達と同じ時間帯に通う…など、可能な範囲で状況や環境を変えるというのも1つの方法です。これについては比較的簡単に出来ると思います。
さらに、時間がありましたら親子で公共のプールなどに行って一緒に水遊びをするというのも良いと思います。少し難しいかもしれませんが、遊びの延長でお子さんがお父さん・お母さんにスイミングスクールで習ったオヨギのテクニックを教えるという構図になれば、気持ちの変化は起こりやすいかと思います。ただし、注意が必要ですが、お子さんがトンチンカンなことを言っても最初は決して否定せずに、スイミングスクールで教えてもらったことを親御さんに話しやすい状況や関係性をつくるのが最優先だと思います。
お子さんの性格にもよりますが、(強く狙ったりせずに)一緒に遊ぶ中でお子さんの動きをマネするのも1つの方法です。このやりとりの中でお子さんが「お父さんの動きは違うよ、こうするんだよ。」となれば、この延長線上で「○○ちゃん、バタ足はどうやるの?」とお父さんがお子さんに教えてもらう構図になると思います。手間はかかると思いますが、これを繰り返すとスイミングスクールでの過ごし方に少しずつ変化が生まれると思います。
最後に大切なことは、親の狙い通りに子供は動かないことも多々あるということを強く強く意識しながらプールで楽しんでください。「あ~あ、○○ちゃんはプールで遊んでばっかりだから金と時間の無駄遣いだったな」なんて言おうものなら親子の関係は破綻してしまうでしょう。自分の働きかけがマズかったと思い、次の機会に再チャレンジです。
千葉隆礼