ブログ・お知らせ

レッスン料及びキャンセル料改定のお知らせ

長らくレッスン料据え置きで運営してまいりましたが、2018年と比べプール入場料が最大350円の値上げとなり、さらに近年の社会インフレなどの影響を受け(ネット関係,広告関係,仕事着の値上げなど)、2025年8月以降の新規受講生より料金改定を行う運びとなりました。皆様におかれましてはご不便をおかけしますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。

尚、2025年7月以前より受講されている方は現行のままのレッスン料でお願いいたします。詳細等はお手元の「教室案内」用紙をご確認ください。
*ただし、2025年7月以前よりご参加いただいた方で、連絡なしで3か月以上受講されていない方は改定後のレッスン料での受講をお願いします。

改定後のレッスン料詳細についてはコチラ


『単発レッスンのキャンセル料改定 / 定期レッスンの欠席負担金改定について』

2025年8月以降の新規単発レッスン生よりキャンセル料について改定を行いました。改定後においても滋賀受講の単発マンツーマンレッスン生は変更無しですが、京都での単発レッスン受講生にとっては事実上の減額となります。ただし、2025年7月以前の受講生においてキャンセル料改定の適用は2025年9月~となります。

また、2025年8月以降の新規定期レッスン生より「定期レッスンの欠席負担金」をご負担いただく運びとなりました。(欠席1回につきお月謝の1/8を月末返金)

改定後のキャンセル料や返金額についての詳細はコチラ

よろしくお願いいたします。

代表:千葉隆礼

こっちは疲れてんだからさ!!

私は今の教室を立ち上げる前にスイミングスクールのアルバイト講師をしていた。

アルバイト講師をやるにつれて、スイミングスクールは先生と保護者の距離が遠いと感じていた。学校とは違い観覧席から様子を見ることが出来るのに、講師と話すことはほとんどない。そういう事に違和感を感じ、アルバイト講師後半には担当する全ての保護者に電話掛けを行い、日頃の生徒達の様子を話す機会を設けるようにしていた。

保護者への電話は2.3か月に一度の頻度で行い、子供の水泳の状況の他にもう一つ水泳以外の話しをするように努めた。自主的に行っているとはいえ、元々コミュ障だった私にとっては水泳以外の話題を探すのには苦労した。

ある時、かなり非力な幼児A(バタ足クラス)を担当したことがあった。そのパワーの無さからバタ足が全く進まず、最低限の筋力や体力をつける必要があると感じた私は、体をたくさん動かす練習メニューを継続することにした。

来る日も来る日もバタ足バタ足…そんなレッスンが続いたある日、幼児Aはバタ足をしながら私を睨むようになった。

最初は何かの見間違いかなと思ったが、Aの泳ぐ順番になるとやっぱり私に鋭い眼光を向けてくる。こんな小さな子が大人を睨むことがあるのかな?何か訴えているに違いないと感じた私はAに探りを入れてみた。

『Aちゃん~。何かあったの~。トイレかな~?』

そう言うとAはキッ!と私を睨み、鋭い口調でこう言った。

「保育園で疲れているのに、千葉コーチはバタ足しろ!バタバタ!って…こっちは疲れてんだからさ!!」

当時の私は大きな勘違いをしていた。子供は疲れ知らずだと勝手に思い込んでいた。まさか幼児に「保育園のソレ以上に疲れさせるな!」とハッキリ言われるなんて予想だにしなかった。

その後、私はAと関係を深めるために会話を持つように心がけた。元々コミュ障だった私は気の利いた話など出来やしない。王道の「好きな食べ物」の話題を振ってみた。

『ねぇねぇ、Aちゃん。何の食べ物が好きなの?』

するとAはこう言った。

「おじいちゃん家の柿!」

『へぇ~そうなんだ。柿かぁ~。干したりしても美味しいよね。僕も干し柿は好きだな~。』

そう言うとAはキッ!と私を睨み、鋭い口調でこう言った。

「私が好きなのは柿じゃないよ!おじいちゃん家の柿だよ!」

彼女曰くスーパーの柿なんかより、おじいちゃん家で採れた柿の方が断然美味しいとのこと。

すぐさまこの日の話を保護者に電話で伝えた。電話口で笑っていただいたのを今でも覚えている。Aのおかげで保護者との電話が上手くいった気がした。その後、Aのバタ足25m合格を見届けて、私は同施設のアルバイトを離れることになる。

千葉

水泳体験談 第8回

ペンネーム:帰ってこない10円玉

僕は保育園に行っているとき、別のスイミングスクールに通っていました。しかし、なかなか上達せず、レッスン後も父親と練習をしていました。「めんどくさいなぁ」や「早く終わらないかな」という気持ちでした。小学校2年生のとき、初めて千葉先生に会いました。やがて、レッスンに通うようになると、とても優しい声で、積極的に話しかけてくれて、レッスンも楽しいので1時間もあっという間でした。僕は千葉先生の「水と友達になる」という言葉が印象に残っており、今の僕は水と親友になっています。レッスンには四年間通い、四泳法だけではなく、普通のスイミングスクールで教えてくれないような立泳ぎや横泳ぎ、バブルリングもできるようになりました。学校の授業でとても役に立ちました。今なかなか泳げない方、僕のように水泳を千葉先生に習い、水泳を得意にしてみてください。

 

千葉より
確かに最初の頃はフラフラ~っとしたおオヨギでしたが、小5を越えたあたりから力強さが出てきて、バタフライに関しても両手が水面上にしっかりと出るようになりましたね。お父さんとの自主練を含めて毎週コツコツと継続してきた事がチカラになってきたのだと感じています。

「水は友達」…これはサッカーマンガ『キャプテン翼』の「ボールはともだち」という言葉の受け売りですが、水泳にとっての道具はビート板やプルブイだけでなく、「水そのもの」でもあるのですね。自分の体で水をどう扱うかというのが永遠のテーマでもあると思います。

水の扱いに慣れてきたところで、色々な挑戦も出来ましたね。1000m遠泳や四泳法以外の泳法習得,それだけでなく立泳ぎ(スカーリング有)を20分間で続けることにも挑戦してくれました。さらに、水泳の技術だけでなく、小6になったころには明かに体つきに変化が見られました。筋肉質になり腹筋が薄っすらと見えるようになりました。“帰ってこない10円玉”君と練習した4.5年間を振り返ると継続は力なりという言葉がハッキリと浮かんできます。

追伸
とても優しい声で…とありますが、怖い声も出来ます💀

指導実績(25年3月時点)

下記の定期及び単発レッスン指導実績は千葉が担当したレッスンからの集計となります。

~定期レッスン生の指導実績~

以下は千葉が担当する定期レッスン卒業生の習得内容となります。現在の定期受講生,単発レッスン生含まず教室開催から約10年・約90名から集計。

 ■25m泳→98.9%の卒業生が25m達成
  *クロールor平泳ぎ(補助具無し)
  *コロナ騒動の影響での退会を含む(不可抗力事案)

 ■四泳法習得→31名(約34%の生徒が習得)
  *クロール,平泳ぎ,背泳ぎ,バタフライ

 ■遠泳1000m→40名(重複含めず約43%の生徒が達成)

 (うち自由形1000m→35名,平泳ぎ1000m→15名,顔上げ平泳ぎ1000m→4名)

 (発達に特性のあるお子さん4名が1000m遠泳をクリア)

 ■顔上げ平泳ぎ25m→24

 ■立ち泳ぎ→17名 

 ■横泳ぎ→6

 ■ジュニア選手・・・近畿大会出場,府大会決勝進出 若干名

 ■成人・・・初心者から4泳法習得,かなづち克服,1000m,シニア初心者の25m泳達成

 他にもスカーリング,クイックターンなど・・・

(水の遊び・・・バブルリング,水てっぽう,渦・たつまきづくり)


~単発レッスン生の指導実績~

以下は千葉が担当する単発レッスン生の習得内容となります。こちらは現在の在籍生徒も含みます。(20253月時点)

■遠泳1000m→10名(重複含めず)

(うち自由形1000m→5名,平泳ぎ1000m→3名,顔上げ平泳ぎ1000m→3名)

■顔上げ平泳ぎ25m→4

■立ち泳ぎ→6

■横泳ぎ→2

■四泳法習得→5名程
*スイミングスクール選手コースの受講生もいます。元々四泳法習得している方,もう少しで四泳法習得しそう…はカウントしていません。


~発達に特性のあるお子さん~

一般の小学校に通う軽度発達特性のお子さんも指導してきました。教室開催より10年間で20名程度ご参加いただきました。習得まで決して簡単な道のりではありませんが、定期レッスンコースでは卒業生全員が25m泳を達成出来ました。

確かに多くの根気が必要ですが、小さな成功体験を積み重ねると「どれだけできるかやってみる」と言い、ノンストップで泳ぎだす光景を何度か目の当たりにしました。これもまた、彼ら彼女らの特性なのかもしれません。実際に、定期・単発あわせて5名のお子さんが1000m遠泳をクリアできました。

どこにそのスイッチがあるのか、まだわからない部分がありますが、こちらが指示していないのに顔つけ100回以上やり,鼻血を垂らしながら「まだ、出来る!」と泳ぎ出し,「おれ、カカシ泳ぎを発明してん!」と言いながらオリジナル泳法を延々と…多くの指導者は「子供の自主的自発的行動を引き出すには…」と思考を凝らしますが、彼ら彼女らは一度スイッチが入ると私の手元から離れて自分の足でドンドンと歩いていくことも少なからずあります。常識に囚われた大人からみると的外れな行動に感じる時もありますが、1000m遠泳達成はその延長線上にありました。


~千葉より~

この10年間、個別指導教室ながら定期・単発あわせて400名弱の受講生と水泳を学び合う機会をいただきました。長らくご愛顧いただき、ありがとうございます。

教室の特性として、水嫌いの子供からジュニア選手,軽度発達特性のお子さん,トライアスロンに挑戦する成人やカナヅチの大人まで、様々な年齢,競技歴の方々に合わせたレッスンを経験させていただきました。

教室開催から今日まで、どんなレベルの方に対しても成長の振り幅をとりたい!という想いが私の心の中に居ます。水嫌いには笑顔を,プール好きには特技の習得を,発達特性には“出来た!”を…かけがえのない体験を皆様と共有していきたいと思います。

これからも、よろしくお願いいたします。

※尚、当記事は必ず泳げるようになるという確約を意味するものではありません。お子さんの努力,保護者のサポート,練習環境,講師のはたらきかけ…様々な要素がうまく噛み合って“出来た”を手にすることができました。

 

千葉隆礼


20202月時点の指導実績は→コチラ

講師研修メモ 25年4月

 
当教室では不定期ではありますが、おおよそ月1回ペースで研修を行っております。水泳は簡単なスポーツではありませんので、指導法や泳法などを講師同士で共有する必要があります。以下、今月行いました研修内容について一部をメモ書きとして掲載いたします。
 

以下については子供を想定していますが、全ての児童に当てはまるわけではありません。また、メモと題していますが簡略的にまとめていますので、予めご了承ください。

 

・顔上げ系の練習は体が沈みやすいので、腰ヘルパーは2つ,顔つけ系(呼吸付きなど)はヘルパー1つがベターな場合もある。

・けのびバタ足や顔つけクロールはヘルパー無しで泳ぎ、どのようにしたら水平姿勢を保てるか指導する。どうしても体が沈むようならヘルパー1つをつけても良いが、これでも進まないor沈む場合はバタ足や蹴伸び姿勢が充分にこのレベルに達していない可能性が考えられる。

・「板有り顔上げバタ足+片手回し(腰ヘルパー2つ)」←この練習は腕動作にフォーカスをあてるので、体がしっかりと浮いている状態をサポートするために腰ヘルパー2つが望ましい。初心者の場合は特に

・講師の“首振り”はロープを背にして左を向いて生徒を目視&右を向いて前方の確認が基本(進行方向に対して右のレーンロープを背)

~目指す動作の共有~

研修では頭を入れる動作を例にしたが・・・
「目指す動作(ねらい)」はどのようなものか、実際に泳ぐ前に中腰姿勢や立ち姿勢等で練習し、伝える。そして、目指すものが生徒と共有できているか簡単な質問をして、確認する。

質問例:
泳ぐときには頭をどれくらい入れますか?→そうです、全部ですね。
頭を全部入れるにはどこを見ますか?→そうですお腹のあたりをみますね。
頭が入っていたらアゴとノドは近づきますか?あるいは離れますか?→そうですね、近づきます。
では、お腹のあたりをみて頭が入っていたら腕とどのあたりがひっつきますか?→そうですね腕と耳の後ろがひっつきます。これは正確な動きができているか自分で確認(把握)する方法でもありますよ。

~目指す動作の「出来たor出来なかった」を本人が把握するまで~

先ほどは、「目指す動作」を講師と生徒で共有することをお話しました。ここでは「目指す動作」が正確に出来ているか・あるいは出来なかったか…本人が把握できる状態までの指導について例を挙げてお話します。
 
例①

実際に泳ぐ際、「目指す動作」が正確に出来ているか、息継ぎの度ごとに「〇(出来ている)」「半分出ているよ」「もう少しアゴを引こう」「惜しい!」「〇連続で出来た!」など、細かく短い言葉で伝える。この時にわざわざオヨギを止めなくても良い。ただし、伝える→首振り→伝える→首振り・・・などを交互に行い、前方の確認を怠ってはいけない。
 
細かな一言アドバイスで動きの変化があれば改善の兆しがみられると言える。


例②

例えば、オヨギの練習の序盤ですぐに止め「今のは正確にできたよ」と伝えるのも良いし、泳ぎ終わってから「最後の5mは正確に出来ましたか?」と聞くのも良い。上手く出来なかったとしても、受講生が「出来たor出来なかった」というのが正確に把握できている&先生と共有できている状態を目指したい。この状態まで導けるとその後のレッスンにおいて継続的に上達出来る可能性がグッと上がる。


~バタ足の補助~

股関節からバタ足をうつには、膝をもって大きめにゆっくりのテンポで補助する。また、生徒は先生の補助に合わせてもらう。

思春期の子供には補助出来ないケースがある。その場合、腰掛けキックなら蹴り下ろしの際に、膝が充分に水面下に入っているか、太ももなら半分以上は水没するか目視で確認できる。ビート板などで泳いでいるときは、講師が横から見た時に左右の太ももがしっかりと目視できるかどうかで「目指す動作」が出来ているか判断できるし、その動作を伝えることも出来る。初心者のバタ足が細かくテンポが速い場合は多くにおいて股関節が力みでロックされて膝先しか使えていない場合が多い。
 
~最後に~
 
習い事初経験の低学年さんによくみられますが……人から何かを教わり、それを動きで表現し習得する素養が備わっていない場合は上記の様な丁寧なアプローチが必要な場合もあります。
 

 


 

以上となります。

個別指導においては個々の受講生に合わせた指導になりますので、上記内容とは異なるレッスン内容となる場合もございますので、予めご了承ください。

水泳個人レッスン

千葉隆礼