Q&A 第5回

Q 成人です。泳げません。試験があるので10日後までになんとか25m泳げるようになりますか?

A 何とか泳げるようになると思いますが、練習時間が必要です。毎日仕事・試験勉強以外の時間は水泳に費やす準備をしてください。問い合わせ者が教員資格試験等で切羽詰まっているのでしたら、当教室としても何とかスケジュールを捻出します。
 レッスン日までにご自宅で洗面器などを使い呼吸動作の練習をしていただきます。また、習得目標としている泳法の陸上練習動画を用意しますのでご覧いただきながら何度も何度も何度も反復練習を行っていただきます。全力で泳げるようにします。上記ご了承の上お問合せ下さい。

Q 先ほどの成人です。10日後までに25m…本当に泳げるようになりますか?

A 小学生高学年でも根性のある方は1回のレッスンで25m泳ぎきったケースもございます。上記QAの練習を行ったうえで、掻いても掻いても進まない“泥沼”を泳ぎ切る根性もご用意下さい。レッスンでは技術指導メインで行いますが、最初の「出来た」は根性も必要です。理屈と根性のバランスが成功を生み出します。もちろんレッスン前後は復習をしてください。 私千葉が「掻いても掻いても進まない“泥沼”」の攻略法をご案内いたします。

Q クロールのみ受講希望しますが、可能ですか?

A 可能です。ですが、けのび等が出来ていない場合は“浮き”の練習や呼吸動作などクロール習得に向けた最低限の初歩動作を身につけていただく必要があります。また、水への恐怖克服として(必要に応じて)背浮きの練習を並行して行う場合もございますが、メインはクロールの練習となります。

Q  全く泳げませんが、クロールではなく平泳ぎからの習得は可能ですか?

A 可能です。ただし、小学生の場合で学校受講においてクロール習得が必須の場合はクロールの練習を優先したほうが良いと思われます。成人の趣味・健康目的であれば平泳ぎからの習得でも問題ございません。いずれにしても一度ご相談ください。

Q 学校で遠泳課題があります。顔上げ平泳ぎ1000m以上泳ぐ必要がありますが、対応可能ですか?

A 対応可能です。過去に学校の遠泳課題をクリアした生徒達が在籍していました。当教室は学校遠泳課題が無いお子さんでも長距離を達成した実績が多くございます(参照→http://swimschool.jp/instructor/)。運動能力にもよりますが、課題への準備はお早めに…。全く泳げない状態から半年での課題クリアは、それ相応の時間が必要になります。

Q 70歳以上です。まったく泳げませんが、練習すれば泳げるようになりますか?

A クロール・平泳ぎ・背泳ぎなど、どの泳法が習得しやすいか判断しながら、ひとまず25m程度泳げる方向でレッスンをすすめます。水に浮きやすい・沈みやすい・筋肉量の有無・柔軟性などにより得手不得手…個人差がございます。実際にどの動作が受講者と相性が良いかレッスンを通して判断させていただくことになると思います。個々によって受講目的に違いがあると思いますので、一度ご相談させてください。

水泳 スイミング 個別指導教室

千葉隆礼

Q&A 第4回

Q レッスン場所はどこですか?

A 当教室は主に京都府・滋賀県の公共プールでレッスンを承っております。当教室が独自に所有しているプール施設は無く、公共プールへ出張する形でレッスンを行います。公共プール以外の私営プールへの出張レッスンは行っておりません(20211月現在)。使用プールの詳細についてはコチラをご覧ください。→コチラ

Q 1コース(レーン)貸し切りでレッスンしますか?

A いいえ。一般利用のコースでレッスンを行います。その中で他の利用客と譲り合いながら練習をします。コース貸切出来るプールがほとんどないため、このような形態をとっております。特に練習量の多いジュニア選手にとっては、夏場の混雑時や利用客の多い時間帯の受講は不向きです。その場合は混雑する時間帯を考慮しご案内いたします。一度ご相談願います。

Q 子供が受講する場合、保護者はプールに入ることが出来ますか?

A 可能です。ただし、レッスン進行の妨げにならない程度に距離をとっていただきたいと思います。お子さんの依頼心が強い場合はプール外の観覧席からご覧いただくほうが良いと思います。

Q 飛び込み練習は出来ますか?

A 当教室は公共プールを一般利用する形で出張レッスンを行っております。ほとんどのプールが飛び込み禁止を掲げていますので、現在は飛び込みレッスンでの受講を受け付けておりません。ご不便をおかけします。

Q 身体障害があります。泳げるようになりますか?

A (以下、正確にお伝えするために遠回しな表現ではない場合がございます。予めご了承ください。)身体障害の程度にもよりますが四肢のうち半分が一般的であれば、泳ぐのに問題ありません。特に下半身欠損の場合、水中では浮力が働くので技術さえ身につけば陸上よりも自在に動けるようになると思います。また水泳は呼吸を確保しながら足だけでも泳げます。泳げるイメージが湧かない場合は実際に泳ぎ方をご覧いただくことも出来ます。一度お問合せ下さい。また、YOUTUBEで「パラリンピック 水泳」などで検索いただけると良いと思います。

水泳の個別指導教室 京都・滋賀

千葉隆礼

Q&A 第3回

(2021年1月記事修正・再掲)

Q 子供の頃、クロールのウデの戻し動作で「肘は曲げる」って習ったけど・・・ウチの子・・・腕がのびている。それっていいの?

A クロールのウデの戻し動作を「リカバリー」と言いますが、肘が曲がったように戻すのをエルボーアップリカバリーと一般的に言います(意図して曲げるというよりも、実際には肘から先の力を抜いている)。私の考えですが・・・肘を曲げると腕を素早く戻せる利点があると思います。ですが肘を曲げる分最後まで掻くことがおろそかになり、水中での腕の動きが小さくなる傾向にあると思います。小学生の子供さんにとって今は発育の段階です。肘を適度に伸ばし、大きく掻いて腕の筋肉を刺激したほうが成長にとってベターな選択だと思います(特に一般泳者)。また、後のバタフライ習得を考えるとしたら腕を伸ばしたほうがバタフライリカバリーの習得が比較的容易いのではないでしょうか。(もちろん、どちらのリカバリーも間違いではありませんが、今は何を選択するか・・・あるいは何を目的とするか・・・という考えに基づき練習すべきだと思います。)


また、多く見受けられますが「この動きをせよ」という見た目の動きを伝える指導者は多く存在しますが、なぜその動きになるのか・・・ということを伝えていない、あるいは伝わっていない場合が非常に多い傾向にあると感じます。スイミングスクールの多くの指導者に見受けられる「市販書籍の内容のコピー&貼付け」「マニュアル指導」は本来の意味での”指導”と呼ぶことは出来ないはずです。「肘は曲げる」と教えていただいた指導者に「なぜ曲げるのですか?」と聞いてみましょう。また、逆の場合は「なぜ、のばすのですか?」と聞いてみましょう。ここで生徒の質問に答えられないor言葉を濁すor指示内容を暗に強要する場合は特に何の“ねらい”も無い指導者風を装うパフォーマンスだということでしょう。「自分が子供の頃にこういう指導を受けた」「上司や先輩がこう言ってた」「市販の本に書いてあった」…など、パフォーマンスの裏側には言葉の表面部分のみの「コピー&貼り付け」が隠れているかもしれません。

Q スイミングスクールで水中ジャンプ・ボビングジャンプがあるけど、それに何の意味があるの?

A ひとつは自力での安全の確保だと思っております。特に、幼児・小学校低学年でプールの底に足がつかないお子さんは水中ジャンプをすることで自分の身を守ることが出来ます。また、呼吸動作の習得も目的の1つと言えます。習得できるとお子さんにとって楽しい動作となるようです。充分に泳げるのに水中ジャンプ・ボビングジャンプをやりたがるお子さんはとても多いです。
*水中ジャンプについての詳細は私千葉のブログページを参照下さい。こちら

執筆
水泳 個別指導 京都・滋賀
代表:千葉