単発レッスン生に3つのご連絡

以下は主に講師:千葉の単発レッスン生に向けた連絡です。特に「連絡3」についてご注意ください。

連絡1:山科ラクトプール当面休止,来月より向日市民プール休止(再開検討)です。両プール共に再開後はこれまで通りレッスンで使用することを予定しております。休止中はアクアリーナ・伏見港公園を一時的に利用します。←検討中です(2023/05/11)

連絡2:来月より伏見港公園の管理会社が変わります。利用方法の変更等ある可能性もございます(3/18施設問合せ…まだわからないとのこと。)。現時点では伏見港公園のHP通りとなります。予めご了承願います。*長らく使用できなかった観覧席が再び利用できるようになりました。

連絡3:アクアリーナですが、大会開催日は使用できない日もございます。例年のスケジュールに合わせて予定を組みましたが、アクアリーナのスケジュール発表後に変更の場合もございます。予めご了承願います。

以上となります。

よろしくお願いいたします。

 

千葉隆礼

「ラク」は「欲」を生む 

 〜1000m遠泳の小学生たち〜

 

  
***以下は、週1で通う生徒の実話をもとにした会話です***


「なぁ〜。ママー。今日、せんメートル泳げてん!♪」
「はぁ!?何言ってんのぉ。何かの間違いちゃうん(笑)あんたぁ、ひゃくメートルと間違えてへん?!」
「ほんまやってー!45分位連続で泳いでんでぇ。」
「ウソやん!45分って…どれくらいの時間かわかってんのぉ!?そんなワケあらへんで〜(笑)ゼロ1個多いやろー(笑)」


…… 一週間後 ……


「せんせー。ママがなぁ。ひゃくメートルの間違いやろって、信じてくれへんねん。せんせーからも言っといてよー!」 
 我が子の成長に耳を疑うような…驚くような成長を…それが私のテーマでもあります。


 私(千葉)の定期レッスンの指導方針は体力向上よりも技術習得が優先です。理由は非常に簡単。週1回1時間の練習で体力を上げるには時間が足りないからです。体力向上には、毎日学校の休み時間には外で遊ぶとか週数回運動をするとか…そのような習慣が必要です。また、毎週のようにガンガン泳がされるだけでは水泳の楽しさも理解できないでしょう。


 もちろん技術的な練習をして子供たちは「水泳って楽しい!」とはなりません。水泳を楽しめるようになるにはどのようにすれば良いでしょうか?私はしばしば子供たちの前でおフザケします。
「千葉先生って、おもしろい!」
…これは表面的な楽しさです。それは時として必要ですが、水泳の本質的な楽しさではありません。水泳はプールという非日常の世界で運動します。潜って浮いてフワフワと…まるで宇宙遊泳みたい☆でも、残念ながらこのレベルに到達するには訓練が必要です。訓練を乗り越え、技術を習得した者が晴れて「非日常的な」楽しさを味わえるのです。なわとび・逆上がり・器械体操と同じく、訓練して技術を得た者だけが本質を楽しめる世界…教育的にも意味があるからこそ学校で水泳が採用されているのではないでしょうか。


 技術?!…え?ちょっと待ってよ!体力がついたから1000mも泳げたんじゃないの?・・・そんなことはありません。皆さん、遠泳1000m泳ぐのに何分かかると思いますか?…小学生でだいたい40〜60分弱かかります。学校のマラソンで10分程度しか走っていない子供たちが果たして体力勝負で50分前後も泳ぎ続けることが出来るでしょうか?しかも1000m泳ぎきったお子さんはほとんどが週1通いの水泳歴1〜4年目ですし、なかには小1のお子さんもおられます。週1回1時間と限られた時間の中、体力勝負で1000mを泳ぎきるのは不可能に近いことです。


 私の生徒たちが1000m泳げたのはタネがあります。それは常に「どのようにしたら最小の力で泳げるか」ということに焦点を当てて練習したからです(4泳法習得までの期間)。呼吸の吐き加減・吸い加減はどのくらいか?バタ足のテンポは?力の加減は?腕主体で泳ぐ?スピードはどのくらい?上手く泳げているように見えるのに息があがるのは何で?……クロールの運動負荷がゆっくりジョギング程度になるよう練習するわけです。


あなたは「辛くシンドい」ことよりも「ラク」が好きでしょう?

私もです。


 上述の「最小の力で泳ぐの為の練習」をするというのは、言い換えると「ラクを選べるように練習」するのです。子供たちは練習を重ねる中で徐々に「ラクすること」が出来るようになります。
「せんせー。息つぎじゃない時にバタ足ゆるくしたらシンドなかった☆」
「ブクブクを弱めたら苦しくなかった♪」
「コーチ!苦しくなったら泳ぎながらめっちゃスピード緩めんねん。ほな、泳ぎながらだんだん体力回復していくねん。これ、”回復クロール”ってワザの名前にするわ☆」
…このように私の教室では体力を上げて1000m遠泳を攻略するのではなくラクに泳ぐための「技術」を身につけて1000m遠泳を攻略していきます。


 「ラクに」が出来るようになったら長い距離を連続で泳げるようになります。今日は50m、次の月は100m、さらに数カ月後には数百メートル泳げるようになります。…不思議なもので「ラク」をするために練習をしてきたのに、子供たちは欲が出てきます。

「ボクって・・・ワタシって・・・いったい何m泳げるんやろ!?」


 このあたりまでくると自信を持った表情で泳ぐようになります。以前までは「50m泳いでみようか?」というと「え〜っ!」という表情をしていましたが、今は「ラク」が出来ますから苦ではありません。だいたい連続で500m泳げるようになると「何m泳げるかやってみる!挑戦してみる!」と言い出す生徒もいます。とても嬉しいことです。ですが、残念ながら生徒全員がこんな自発的向上心を持っているわけではありません。1000mクロールというのは40〜60分連続で泳ぎ続けるわけですし、こちらも強制するわけにはいきません。「何m泳げるか限界に挑戦してみないか?1000mいけば大したもんだけどなぁ…」そんな感じで促してみます。私がこのように促すのは「ラクに」泳げる技術をもった生徒に対してのみです。子供たちは「ラク」をしたいと思う一方、「自分はどこまで出来るのだろう」という未知なるものに挑戦する冒険心も併せ持っています。断る生徒はほぼいません。少人数の個別指導ながら5年間で30人以上も1000m遠泳を達成したのには、技術習得を優先して練習してきたのと子供たちの心の奥底の「まだ見ぬ自分を見てみたい」「限界に挑戦したい」という気持ちがあったからです。


 1000m遠泳を達成した子供たちのほとんどが「親の水泳レベルを超える」ことになります。あなたは親超えを果たしたお子さんの達成感に満ち溢れた笑顔を見たことはありますか?

 

水泳 個別指導教室

京都 滋賀

代表 千葉隆礼

広告チラシをご覧の方へ

広告チラシからホームページへアクセスいただき、ありがとうございます。

水泳の個人レッスン・グループレッスン 京都・滋賀
代表の千葉隆礼です。
*当教室は個人運営の教室です。

下記チラシは当教室のチラシとなります。

 

ご興味の方は当ホームページをご覧いただき、不明な点がございましたらお問い合わせページより質問を承ります。お電話での問い合わせの場合は、留守電にお名前と連絡先(電話番号)をお願いします。

当教室は2つの受講コースがあり、月4回の定期レッスンとご希望の枠で受講できる単発レッスンがございます。定期グループはお一人様での申し込み可能。単発グループの場合はご家族さん・いとこ同士などでの受講も可能です(詳細→コチラ)。
*泳力に差がありすぎる場合を除く。

ご新規様は特に以下のページをご覧いただき検討願います。

トップページ

教室案内

料金

講師紹介

水泳克服体験談
*苦手克服

水泳体験談
*経験複数年

などをご覧下さい。

よろしくお願い致します。

水泳の個別指導
京都・滋賀

代表 千葉隆礼

 

京都の2つのプールが無期限休止

ご覧いただきありがとうございます。

京都府の2つのプールが無期限休止となりました。コロナの影響による収支悪化や老朽化に伴う改修費用に関するのが休止の理由です。

京都市山科区 ラクトスポーツプラザ(ラクト健康・文化館)
京都府向日市 向日市民温水プール

上記2つのプールが無期限休止です。向日市民温水プールについては再開検討となります。

今後の当教室の対応や使用プールなどのご案内にこちらをご覧ください↓↓
http://swimschool.jp/swimmingpool/

よろしくお願いいたします。

1対1,少人数のスイミングスクール
京都・滋賀
千葉隆礼

水泳克服体験談 第9回

KHくん

僕は4年生のころ10m程度しか泳げませんでした。学校の水泳の授業も大嫌いで憂うつでした。このままではまずいと思い、千葉先生に水泳を習い始めました。千葉先生のレッスンではスイミングスクールのように順番まちもなく、みっちりと教えてもらえます。疲れるときもありますが、日々上達している感覚があって、毎週のレッスンがとても楽しみでした。レッスンの最後には遊んでくれたことも良い思い出です。そして習い始めて約3か月後、僕は1000m泳ぐことができました。自分自身ももちろん、親も驚いていました。そこからますます水泳が楽しくなり、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライも泳げるようになりました。6年生の受験期にも水泳を続けていましたが、無心で泳ぐことは息抜きになり、集中力アップにも繋がったと思います。千葉先生には本当に感謝しています。泳げなくて悩んでいるみなさんには、ぜひ千葉先生のレッスンを受けてみてほしいです。必ず泳げるようになります。

 

千葉より


1000m
泳ぐまでのレッスンはすごく淡々と練習していたと思います。最初の頃KHくんは朴訥(ぼくとつ)で素直な子供という印象でした。私の伝えた動きを自分なりに表現しながら泳いでいましたね。浮きやすいという体質を上手くクロールに活用し始めたころに数百メートル泳げるようになっていたと思います。ただ、この頃は落ち着いた性格の彼の奥にスポーツにおける”根性”があるとは想像もしていませんでした。むしろ、それとは縁遠いと思っていました。

年末でしょうか、数百メートル泳げる彼に「どこまで行けるか泳いでみたら?ま、1000いけば大したもんだけどね。」このような感じで遠泳を勧めたと思います。(ホントは是非とも1000mを目指して!…と言いたいところですが、4560分かかるので、強制して出来るものでもないのです。)スピードはゆっくりではありましたが数百m超えても立ち止まることはなく、息つぎの時にチラリと見えるゴーグルの奥の目は活き活きしていました。色白の顔を赤らめながら1000m泳ぎきり、彼の奥に潜む”根性”を感じた事を鮮明に覚えています。