当教室では不定期ではありますが、おおよそ月1回ペースで研修を行っております。水泳は簡単なスポーツではありませんので、指導法や泳法などを講師同士で共有する必要があります。以下、今月行いました研修内容について一部をメモ書きとして掲載いたします。
以下については子供を想定していますが、全ての児童に当てはまるわけではありません。また、メモと題していますが簡略的にまとめていますので、予めご了承ください。
・顔上げ系の練習は体が沈みやすいので、腰ヘルパーは2つ,
・けのびバタ足や顔つけクロールはヘルパー無しで泳ぎ、
・「板有り顔上げバタ足+片手回し(腰ヘルパー2つ)」←
・講師の“首振り”はロープを背にして左を向いて生徒を目視&
~目指す動作の共有~
研修では頭を入れる動作を例にしたが・・・
「目指す動作(ねらい)」はどのようなものか、実際に泳ぐ前に中腰姿勢や立ち姿勢等で練習し、伝える。そして、
質問例:
泳ぐときには頭をどれくらい入れますか?→そうです、
頭を全部入れるにはどこを見ますか?→
頭が入っていたらアゴとノドは近づきますか?
では、
~目指す動作の「出来たor出来なかった」
先ほどは、「目指す動作」
例①
実際に泳ぐ際、「目指す動作」が正確に出来ているか、 息継ぎの度ごとに「〇(出来ている)」「半分出ているよ」「 もう少しアゴを引こう」「惜しい!」「〇連続で出来た!」など、 細かく短い言葉で伝える。 この時にわざわざオヨギを止めなくても良い。ただし、伝える→ 首振り→伝える→首振り・・・などを交互に行い、 前方の確認を怠ってはいけない。
実際に泳ぐ際、「目指す動作」が正確に出来ているか、
細かな一言アドバイスで動きの変化があれば改善の兆しがみられる と言える。
例②
例えば、オヨギの練習の序盤ですぐに止め「
~バタ足の補助~
股関節からバタ足をうつには、
思春期の子供には補助出来ないケースがある。その場合、
~最後に~
習い事初経験の低学年さんによくみられますが…… 人から何かを教わり、 それを動きで表現し習得する素養が備わっていない場合は上記の様 な丁寧なアプローチが必要な場合もあります。
以上となります。
個別指導においては個々の受講生に合わせた指導になりますので、上記内容とは異なるレッスン内容となる場合もございますので、予めご了承ください。
水泳個人レッスン
千葉隆礼