バタフライ 長距離・長時間 〜日記7〜 

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○リカバリー

 プルの段階で肩が徐々に水面上へ上がってき、プッシュ→フィニッシュ→リカバリーときますが、必ず肩が上がってから腕を水面上へ出すことを意識します(前回記事参照)。一般的には水面に対し低く水平に腕を戻すのが理想とされていますが、オデコの上に向かって弧を描くように戻しても構いません。人によってはコチラのほうが楽に感じる方もいると思います。特に手首から先を脱力してリカバリーをしましょう。

 親指を下に向け手の甲が前方に向いた状態でリカバリーすると(下図)、腕をひねる動作が必要になり肩に負担となります。

  

 長時間・長距離バタフライでは親指は前方(手の甲は真上に)に向けると良いでしょう(下図)。しっかりと掻けていれば、意識して素早く戻す必要はありません。肩の柔軟性がある方の方が楽にリカバリーが出来ます。フィニッシュ後にフッと脱力してリカバリーをしましょう。

  

 

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バタフライ 長距離・長時間 〜日記6〜 

○プッシュ

  

  体を持ち上げるにはキャッチ・プルが重要と前回までの記事にありますが、プッシュはそのフォロー(ダメ押し)を行うイメージを持って行います。真っ直ぐに水を押しこむのではなく、お腹や腰の辺りから“ハの字”を描くように斜めに水を払います(図Y)。肘が伸びきるまで最後まで払い切りましょう。

○フィニッシュ〜抜き上げ

 この局面では、次のリカバリー動作につなげることが重要になりますので、頑張って水を押しこむことは意識しません。また、ここまで水をとらえてしっかりと掻けていると、プッシュまでで肩が水面上に上がった状態になっています。

  

 フィニッシュ〜抜き上げではプル〜プッシュまでに水面上に上がった肩をなるべく沈めないように意識します。

 プッシュまでにせっかく水面上に上げた肩がフィニッシュ〜抜き上げで再び水没していまい、結果としてリカバリーで水を引きずってしまうというのを頻繁に見かけます(*1)。リカバリーの際に水を引きずると、とんでもない抵抗を受けシンドイだけのバタフライになりますね。

 このような悲劇にならないためにも両手の位置が水面近くにくるようプッシュ・フィニッシュ動作を行って下さい。このようにフィニッシュ後両手の位置が水面近くにあると、たくさん掻き上げないで済む分、その後の抜き上げがスムーズに行えます。反対にフィニッシュ時両手の位置が水面下深い位置にあると、抜き上げの際に水を下方から上方に掻きあげるカタチとなり、その反動で体が沈んでしまいます(*2)。また、せっかく水面上に上がってきた体が沈まないよう、小指から抜きあげましょう(図X)

*1 考え方はクロールと同様、よほど肩関節が柔らかくない限り肩が水没すれば腕も水面上にあがりません。

*2 基本的に水を送った方向とは反対方向に体が動きます。クロールでは後方に掻くと体が前に進みますね。スカーリング等で前方に水を送り体をバック・後進させて遊んだ事はありませんか? これも同じ理屈です。抜き上げ時、腕を水面下深いところから水面上に動かすと体が反対方向に動きやすくなる・・・つまり沈みやすくなります。この沈みを抑えるためにフィニッシュ時には両手の位置が水面近くにあるのがベターです。掻き上げてしまう動作が少なくなる分、体の沈みも抑えることが出来ますね。

 

 

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バタフライ 長距離・長時間 〜日記5〜

○プル


 楽なリカバリーをするためにとても大事な局面です。
 ここではハイエルボーの技術がとても大切になります。水をとらえ、とらえた水の重さを利用して体を水面上に持ち上げます(イメージ図C)。後日お話を致しますプッシュ・フィニッシュで体を持ち上げるのでなく、どちらかというとキャッチ・プルで体を持ち上げるように意識します。とらえた水の重さに負けないようなパワーと技術(腕の面を広く使い水をとらえる)が必要になります。


  

 ハイエルボー・・・両腕を内側わずかにひねり、肩を両耳に近づけるようにワキをグッと広げ、ヒジの頭を水面に向けます(イメージ図C・下図参照)。掻く際は肘を手首よりも高く保ちます。

  

 また、私に合うハイエルボーの肘の角度は130〜150度位です。肘の角度を90度に近づけると浅く掻く分、掻く際に感じる水の重さが軽くなります。角度を変えて泳ぎ、自分にとって理想の角度を探してみましょう。
*ハイエルボーの技術習得はドッグプル・ドッグパドルと呼ばれる犬かきの様なドリル・部分練習が有効です。市販書籍をご参考下さい。 

 前回記事「キャッチ」で体の幅に対しやや広げた両腕を胸に掻くにつれて少し内側に掻いていきます(両腕の幅が狭くなってくる)。

 

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バタフライ 長距離・長時間 〜日記4〜 

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①ストローク

〜全体的なポイント〜

 ストロークのポイントは腕全体で水をとらえ、そのとらえた水を逃さないで掻くことです。別の言い方をすると、とらえた水の重さを利用し、その抵抗の反作用を利用します。長距離バタフライではスピードを出して泳ぐわけではないですから、力任せに掻く必要はありません。私はゆるやかなS字ストロークで泳ぐことが多いです。S字のほうがスカーリング動作を伴うので水をとらえやすいからです。もちろん泳ぎの途中でI字ストロークにきりかえてもよいです。それぞれのフィーリングにもよるでしょう。掻く方向ですが、真後ろに掻くよりも、やや下方に掻くと体が持ち上がりやすくなります。
*これからキャッチ・プル・プッシュ・リカバリー・・・など、ストロークの各部分に絞ってお話させていただきます。本日はキャッチからお話します。
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○キャッチ

   

 入水後深い位置から掻き始める(図B’)と水面上に浮上する際にたくさんのパワーが必要になるので、入水し体をうねらせ手のひらの位置が水面に近くなってから掻き始めます(図A→B)。また、頭のやや斜め上の水をとらえるような意識を持ちます。

  
  
  
   
 水のあたりを良くするために手首をわずかに内側に曲げ、水の重さに負けないように手首を固定します(図Aのように手首を反らせたままにしない)。やさしく・柔らかく水をとらえるようにグ〜〜ッと掻き始めましょう。体の幅よりもやや広めに腕を広げます。

 

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滋賀県 大津京での受講について(土曜日午後)

*以下、講師:千葉のレッスン場についてのご注意です。

2017年現在、滋賀県 大津市での練習(土曜13時~16時の枠)は 

春:秋:冬→「皇子が丘室内温水プール」*例年10月〜6月
      →「におの浜ふれあいスポーツセンター内プール」*例年7〜9月

にて練習を行います(皇子が丘は水の入れ替え時期の休館期間が長いため)。

*平日など他の時間帯は大津市膳所にてレッスンを行います。(皇子が丘は開館時間が13時~16時と短い)

スケジュールの状況により変化しますので、変更がある場合がございます。
受講検討をされている方は、一度お問い合わせください。

よろしくお願いします。